スパイファミリー68話感想＆考察 ユーリは永遠に姉離れできないままなのか？
「スパイファミリー68話」はいきなりヨルの戦闘シーンから始まったが…
「少年ジャンプ＋」で９月19日に公開された「スパイファミリー68話」はいきなりヨルが敵と戦っているところから始まりましたから…
殺し屋いばら姫としてのヨルの活躍が描かれることになるのかと思ったら、それは最初のの１ページだけでしたね！
そしてロイドとユーリの勝負が始まった！
そして… 腹巻のガリクソンとやらの鋼鉄の腹巻のせいで手首を痛めてしまったヨルがいるフォージャー家にユーリがやって来て…
手首を痛めたヨルのため（というか、いかに姉さんのために自分が役立てるかを誇示するため）料理を手始めに皿洗い、風呂掃除、ゴミ出し、家計簿つけ、家具の修繕、電球とりかえ、回覧板回しなどなどで次々にロイドに勝負を挑んでいき…
ことごとく敗れてしまい、最後に買い出しで勝負を挑んでいました！
そして、密告屋に一番安い洗剤はどこで売っているか、牛乳や皿に詳しい情報提供者（ってなんなんですかね？）は誰かなどを尋ねるなど尋常ではない力の入れ方をしていましたが…
結局、それでも買い出し勝負でもユーリはロイドに敗れてしまいました。
ですが、ユーリが買ってきたフエキャンディーをヨルが懐かしがり、ありがとうと言ったことで、それまで意気消沈していたユーリは元気を取り戻し、ロイドに
「おまえなんかに負けるもんか バーカバーカ」
と言いながら帰っていきました！
ユーリのシスコンぶりには呆れてしまうが…
今回もユーリの度を超えたシスコンぶりには呆れさせられてしまいましたが…
はたして、ユーリが姉離れできる日はやってくるのでしょうか？
それともユーリはこのまま永遠に姉離れできないで終わってしまうのでしょうか？
考えていってみたいと思います。
ユーリの超シスコンが治り、姉離れできる日はやってくる？ やってこない？
ユーリは当初から姉離れできないシスコン男と設定されていたわけではなかった!?
作者・遠藤達哉氏は「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」に掲載されている「遠藤達哉ロングインタビュー」の中で当初はユーリとは別に秘密警察のキャラを出す予定だった事を明かされた上で
「２話の電話でユーリを出した時は何も考えていませんでした。しかも姉に結婚を勧めているし（笑）」
と語っておられます。
確かにあの姉離れできないシスコン男のはずのユーリが２話（MISSION：２）ではヨルに
「そろそろ結婚とかどうなの？ いい人いないの？」
「よかったら誰か紹介するよ？」
などと言っていますし、ヨルからもう彼氏がいると聞かされると
「そうかー よかったぁー」
などと言っているんですよね！
ですから、ユーリは当初から姉離れできないシスコン男になる予定だったわけではないのだと思います。
とはいえ現在ではユーリのシスコンはなくてはならないものになっている!?
当初から姉離れできないシスコン男になる予定ではなかったっぽいユーリですが… 現在ではユーリのシスコン属性はコメディーとしての「スパイファミリー」という作品に必要不可欠なものになってしまっていますよね！
シスコンではなくなったユーリ、姉離れできてマトモな男になったユーリを「スパイファミリー」の作品世界は必要としていないように思えますし…
ファンもまたシスコンではないユーリ、姉離れできてマトモな男になったユーリを求めてはいないように思えます！
ですから… ユーリのシスコンが治ることは永遠になく… ユーリが姉離れできる日は永遠にやってこないのではないかと予想しますが…
はたしてどうなるでしょうか？
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」１～９巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ＋」などを資料にしています。
本文中（ ）内にスパイファミリー○巻 MISSION：○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。
