呪術廻戦考察 宿儺が敗れても羂索にとって問題はないのか?
宿儺が五条悟に敗北するかどうかはわからないが…
「呪術廻戦」第235話では、五条悟の虚式「茈」によって魔虚羅が消え、宿儺も大きなダメージを背負ってしまいました。
そして、それを見た日下部篤也と虎杖悠仁が
日下部:「黒閃で反転術式の出力を取り戻した五条に対し 治癒も鈍く魔虚羅を失い展延での徒手空拳もままならないダメージを負った宿儺」
虎杖:「これって……」
日下部:「ああ 五条の勝ちだ」
といったヤリトリをしていました。
確かに五条悟が、圧倒的に有利な状況になっているようには思えますが…
なにしろ相手が、史上最強の術師であり呪いの王である宿儺ですので、まだまだ五条悟の勝利が確定したとは言えないのではないかと思います。
まだ、宿儺が、どんな切り札を隠し持っているかわかりませんしね!
宿儺が五条悟には敗北しなかったとしても…
とはいえ… 宿儺が五条悟に敗れるという事も考えられますし…
五条悟には敗れなかった場合には宿儺は、五条悟との戦いを終えた直後に乙骨憂太、秤金次、禪院真希、虎杖悠仁らと戦い、敗れるようになるのではないかと予想されていますね!
羂索は何かしらの縛りで宿儺を完全に味方にしているようだが…
五条悟は、獄門彊への封印から解放された直後、夏油傑の肉体を弔うために羂索のところにやって来て、羂索の命を奪おうとしましたが、宿儺によって、それを阻止されてしまいました。
その時に五条悟は、心の声で
「何かしらの縛りだとは思うが ここまで宿儺が傑の中の奴に寄ってるとはな…… あー面倒くせえ」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第221話)
実際、何らかの縛りによって宿儺は、羂索にとって都合のいいように動かなければならない状態となっていたのでしょう。
ですが… 自分にとって都合のいい存在になっていたはずの宿儺が、敗れたとしても問題はないと羂索は思っているのではないでしょうかね?
宿儺が敗れても羂索にとって問題ないのだとしたら、それはなぜなのか?
羂索は宿儺が倒される話をしていた
12月24日、現代最強の術師・五条悟と史上最強の術師・宿儺の最強対決が始まる直前に羂索は、裏梅と宿儺に
「他の高専の連中…… 特に乙骨を始めとする主戦力は今日は君達から離れるわけにはいかない」
「彼らが宿儺を倒せるのは 五条悟と戦った直後のみだ」
と言っていました。(呪術廻戦 第222話)
宿儺が倒される話を当の宿儺を相手に羂索がしていたのは、宿儺が倒されたとしても自分にとっては問題がないからだったのではないでしょうか?
宿儺が倒される可能性があると予想をしていながら、平然としていられたわけですから、その可能性が高いように思われます。
宿儺は既に約束を果たしたから羂索にとって不要になっていたのか?
獄門彊への封印から解放された直後の五条悟が、羂索のところにやって来て宿儺と戦い始めていた時に羂索は
「待て宿儺 彼と戦う前に私との約束を果たしてもらう」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第221話)
「彼と戦う前に・果たしてもらう」と言っていた「約束」なわけですから、羂索とのその「約束」を既に宿儺は果たしたものと思われます。
ですから… この「約束」を既に果たした事によって宿儺は羂索にとって不要な存在になったということなのかもしれないですね?
五条悟が健在なうちは羂索にとって宿儺が不要になるとは思えないが…
とはいえ… 五条悟と宿儺の対決が始まる直前に裏梅から「鬱陶しい さっさと去(い)ね」と言われた時に羂索は
「仕方ないだろ 今日まで宿儺から離れたら五条悟に殺されちゃうとこだったんだから」
と言っていたくらいですから…(呪術廻戦 第222話)
五条悟が健在である以上は、羂索にとって宿儺が不要になるとは思えませんよね?
それにも拘わらず、羂索が、宿儺が不要になると考えていたのだとすれば、それは、宿儺と戦ったら、五条悟が健在でいられるはずがないと確信していたためでしょうか?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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