呪術廻戦考察 「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と宿儺は言った
宿儺が「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と言っていた
週刊少年ジャンプ2023年43号に掲載された「呪術廻戦」第236話では五条悟が、宿儺に胴体を真っ二つにされて敗れていた事がわかるという超々衝撃的な展開がありましたが…
宿儺が、胴体から真っ二つになった五条悟の遺体を見ながら
「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」
と言っていましたね!
宿儺は五条悟のことを「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」とも言っていた
ですが… 宿儺は、以前に五条悟のことを
「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」
とも言っていたんですよね!(呪術廻戦 第230話)
宿儺が「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」という言葉からは宿儺の五条悟に対するリスペクトが感じられますね!
自分をてこずらせた五条悟が強かったことを認め、その戦いぶりも見事なものだったと認めたからこそ宿儺は「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と言っていたのでしょうが…
「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」という宿儺の言葉は、明らかに五条悟を見下した者のものとしか思えませんね!
「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」という言葉と「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」という言葉は、とてもどちらも同一人物=宿儺から発せられたものとは、とても思えませんが…
五条悟を倒したことによって余裕が生じた宿儺は、ようやく素直に五条悟の強さを認めることができたということなのでしょうかね?
宿儺の「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」という言葉への推察
宿儺は最初から五条悟の強さを認めていた!?
五条悟のことを「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」呼ばわりもしていた宿儺ではありますが、実は最初から五条悟のことを強者として認めていたのではないでしょうか?
宿儺が五条悟のことを強者と認めていながら、五条悟のことを凡夫呼ばわりしていたのは…
五条悟が、宿儺と戦って「勝つさ」と断言したり…(呪術廻戦 第221話)
宿儺に対して「そっちが挑戦者(チャレンジャー)だから」などと舐めきったようなことを言ったリしてきたこともあったために…(呪術廻戦 第223話)
流れ的に宿儺も五条悟のことを舐めきっているようなことを言うようなかたちになってしまったからだったのかもしれません。
宿儺は対決したことによって五条悟への評価を高めた!?
宿儺が元々、五条悟の強さを認めていた可能性は、かなり高いのではないかと思いますが…
実際に五条悟と対決したことによって、さらに五条悟への評価を高めたということもありそうですね!
領域展開ができなくなっても、宿儺・魔虚羅・顎吐を一人で相手して3対1で戦わなければならなくなっても、右腕を斬られても…
けっして諦めることなく、その時々の状況に合わせた戦い方を即座に見つけ出し、自分に千年ぶりの緊張を味わさせもした五条悟への宿儺の評価が…
対決前よりも対決を通じて上がっていったことは間違いないでしょう!
そして、だからこそ、宿儺は、五条悟を倒した後、「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と言っていたのでしょう!
五条悟も実は宿儺をリスペクトしながら戦っていたようだから…
宿儺との最強対決に敗れた五条悟が、妄想の中だか死後の世界だかで再会した夏油傑に「どうだった呪いの王は?」と尋ねられ
「いやマジでつえーわ しかも宿儺は全力出し切ってねえってんだから」
「宿儺は僕に全てをぶつけることができなかった そこを申し訳なく思うよ」
などと語っていました。(呪術廻戦 第236話)
この言葉から五条悟が宿儺のことをリスペクトしながら戦っていたことがわかりますが…
宿儺は、五条悟が自分をリスペクトしながら戦っていることをシッカリ感じとっていたかもしれませんね?
そして、だからこそ宿儺は、五条悟を倒した後で「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と言っていたのかもしれません!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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