呪術廻戦考察 魔虚羅を倒した宿儺は五条悟よりも強いのか?
五条悟と同じ六眼持ちの無下限呪術使いが魔虚羅に倒された
渋谷事変の時に伏黒恵は、過去に五条悟との間で行った以下のようなやりとりを思い出していました。
五条:「なんで五条家と禪院家が仲悪いか知ってる?」
伏黒:「そもそも仲悪かったんですか?」
五条:「もーバチバチよ 江戸時代? 慶長? 忘れたけどそん時の当主同士がね 御前試合で本気で殺り合って両方死んだの」
伏黒:「その時の当主って……」
五条:「僕と同じ六眼持ちの無下限呪術使い ちなみに相手の術式は恵と同じ「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)」
伏黒:「!!」
五条:「僕の言いたいことわかる」
そして、伏黒恵は「だからってアンタに勝てる術師になれるかよ」とつぶやいた後…
心の声で「その当主もこういう使い方したんだろうな」と言い、さらに
「要は式神は調伏しないと使えないが 調伏するためなら いつでも呼び出せるんだ」
「歴代十種影法術師の中にコイツを調伏できた奴は1人もいない」
と言った後、魔虚羅(まこら)こと八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を呼び出していました。
普通に解釈すれば、江戸時代に御前試合で六眼持ちの無下限呪術使いの五条家の当主と戦った禪院家の当主は…
相討ち狙いで十種影法術で魔虚羅を呼び出し、狙いどおりに相討ちになったということになりますよね?
「呪術廻戦」ファンの中には、そうではないと解釈している人もいるみたいですが… 私は、そう解釈しています。
そして、その解釈が正しければ、五条悟と同じ六眼持ちの無下限呪術使いが、魔虚羅に倒されてしまい、命を失っていたということになりますね!
宿儺は魔虚羅を倒した
魔虚羅と戦いながら、宿儺は、自分が虎杖悠仁に受肉したばかりだった時のことを回想しながら
「あの時の俺なら敗れていたかもしれんな」
と思っていました。(呪術廻戦14巻 第118話)
あの宿儺にそう思わせるのですから、魔虚羅の強さは本物なのでしょうが…
結局、宿儺は、領域展開「伏魔御厨子」(ふくまみづし)を使い、魔虚羅を倒してしまいました。
宿儺は六眼持ちの無下限呪術使いよりも強い!?
ということは…
・六眼持ちの無下限呪術使いよりも魔虚羅は強い
・魔虚羅よりも宿儺は強い
ということになり…
宿儺>魔虚羅>六眼持ちの無下限呪術使い
ということで、宿儺は六眼持ちの無下限呪術使いよりも強いということになりそうですね?
もしも、そうならば、宿儺は六眼持ちの無下限呪術使いである五条悟よりも強いということになりそうですが…
本当にそうなのでしょうかね?
宿儺>魔虚羅>五条悟という強さの序列になるのか?
宿儺>魔虚羅>五条悟となる!?
五条悟を世界の均衡(バランス)を変えるほどの強者たらしめているのは、六眼持ちの無下限呪術使いであることですよね!
ですから… 五条悟と同じで六眼持ちの無下限呪術使いであった江戸時代の五条家の当主の強さも五条悟とほぼ同じくらいのレベルだった可能性が強いのではないでしょうかね?
もしも、そのとおりだとしたら… 六眼持ちの無下限呪術使いである五条家の当主と普通に戦っても、とても勝ち目はないため…
禪院家の当主が、相討ち覚悟で魔虚羅を呼び出したのも、ある意味で当然のこととして理解できますしね!
そして、もしも五条悟と江戸時代の六眼持ちの無下限呪術使いであった五条家の当主の強さが同等だったとしたら…
江戸時代の五条家の当主が、魔虚羅に敗れたのなら、五条悟も魔虚羅と戦ったら、おそらく敗れてしまうはずですよね!?
そして、その五条悟が勝てないだろうと推察される魔虚羅に宿儺は勝ってしまったわけですから、宿儺、五条悟、魔虚羅の強さの序列は…
宿儺>魔虚羅>五条悟
ということになりそうですね!
五条悟は宿儺に勝つ!?
ですが… 五条悟は、虎杖悠仁から先生(五条悟)と宿儺とどっちが強いかと問われた時に
「うーん そうだね」
「力を全て取り戻した宿儺なら ちょっとしんどいかな」
と言っていましたが、虎杖悠仁から「負けちゃう?」と問われると「勝つさ」と応えていました。(呪術廻戦1巻 第3話)
ハッタリをかましていたのではない限り、完全な状態の宿儺と戦うことになっても勝つ自信が五条悟にはあるということになりますね!
ですから、「宿儺>魔虚羅>五条悟」という強さの序列が成り立ちそうだからといって、宿儺が五条悟よりも強いと決めつけることは、できないと思います!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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