呪術廻戦考察 髙羽史彦の術式「超人」は羂索にどこまで通用するのか?
髙羽史彦への攻撃が効いていないことになり羂索が驚いていた!
週刊少年ジャンプ2023年47号に掲載された「呪術廻戦」第239話では、岩手県御所湖結界(コロニー)で黄櫨折(はぜのきいおり)にトドメを刺そうとしていた羂索の前に芸人術師・髙羽史彦が突然現れ…
攻撃を繰り出した羂索が、髙羽史彦にダメージを与えられなかった事に驚きながら
「なんだ今のは… 初めての感覚だ」
「攻撃が効いていないのではなく…… 効いていないことになったような…!?」
と心の声で言っていましたね!
羂索を驚かせた髙羽史彦の術式「超人」
羂索の攻撃が効いていないことになってしまったのは、髙羽史彦の術式「超人」(コメディアン)のためです。
「超人」は、髙羽史彦が「ウケる」と確信した想像(イメージ)を実現させるという術式であり、五条悟にも対抗できうる術式だとされています。(呪術廻戦20巻 第173話)
ですから、羂索が繰り出した攻撃が、効いていないことになり、髙羽史彦にダメージを与えなかったのは
「こんな攻撃をくらっても全然効いていなかったらウケるでしょ」と髙羽史彦がイメージし、それが実現したためだと思われます。
では… 万能=オールマイティーで、ある意味で最強のようにも思える、この髙羽史彦の術式「超人」は、羂索に対して、はたしてどこまで通用するのでしょうか?
予想していってみたいと思います!
髙羽史彦の術式「超人」は羂索をも倒し得る?
羂索を倒すことは特級呪術師・九十九由基が天元と脹相のアシストを得てもできなかった
特級呪術師とは単独で国家を転覆させることが可能な呪術師であり…
現代最強の呪術師・五条悟、最悪の呪詛師となった夏油傑、五条悟に次ぐ現代の異能・乙骨憂太、そして、九十九由基の四人しか特級とされた呪術師はいません。
その特級呪術師の一人・九十九由基が、天元と脹相のアシストを得て戦っても、羂索には敗れてしまいました。
ですから、羂索もまた特級レベルの実力はあるということになります。
羂索は、数少ない特級呪術師の一人だった夏油傑の肉体を乗っ取り、夏油傑の術式「呪霊操術」を使える上に…
虎杖香織の術式だった「反重力機構」(アンチクラビティシステム)などこれまでに渡り歩いた肉体に刻まれていた術式なども使えるわけですから…(呪術廻戦23巻 第208話)
特級レベルの実力があるのは当たり前ですね。
髙羽史彦の術式「超人」は羂索をも倒せるかもしれない!?
ですが… そんな特級レベルの力は余裕である羂索でも五条悟と戦っていたら確実に敗れていたはずです。
12月24日、現代最強の術師・五条悟と史上最強の術師・宿儺の戦いが始まろうとしていた時に羂索は、裏梅に「鬱陶しい さっさと去(い)ね!」と言われると
「仕方ないだろ 今日まで宿儺から離れたら 五条悟に殺されちゃうとこだったんだから」
と言っていました。(呪術廻戦 第222話)
当の羂索本人が、こんなふうに言っていたわけですから、羂索が五条悟には敵わなかったのは間違いありません。
過去に二度、六眼持ちの術師に敗れ、その事がわかっている羂索は、だからこそ五条悟を倒そうとはせず、封印するために周到な準備を整えてきたわけですが。(呪術廻戦17巻 第145話)
そんな羂索には勝てなかった五条悟にも対抗できうる術式と髙羽史彦の「超人」はされているわけですから…(呪術廻戦20巻 第173話)
髙羽史彦が、羂索を倒すという展開は、起こり得るという事になってくるのではないかと思いますが…
はたして、どうなるでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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