呪術廻戦の「バカサバイバー!!」というサブタイトルについて考える
「呪術廻戦」第239話からは「髙羽史彦VS羂索」が描かれている
「呪術廻戦」第238話では宿儺と鹿紫雲一(かしもはじめ)との戦いに決着がつき…
終盤に宿儺の前に虎杖悠仁と日車寛見(ひぐるまひろみ)が現れたところで終わりました。
ですから、「呪術廻戦」第239話からは虎杖悠仁と日車寛見がタッグを組んで宿儺と戦うところが描かれるのかと思っていましたが…
その予想はハズれ、「呪術廻戦」第239話には岩手県御所湖結界(コロニー)で死滅回游の泳者(プレイヤー)を羂索が狩っているところが描かれていました。
そして、東京第1結界で伏黒恵、髙羽史彦を相手に戦った黄櫨折(はぜのきいおり)が羂索に倒されそうになっているところに…
意外なことに芸人術師・髙羽史彦が現れました。
そして、「呪術廻戦」第239話の終盤から第240話、第241話と「髙羽史彦VS羂索」が描かれていて…
第241話では、髙羽史彦の過去が描かれ、彼がお笑い芸人となった理由も明かされました。
「呪術廻戦」第239話からのサブタイトルは「バカサバイバー」
で… この「髙羽史彦VS羂索」が描かれている「呪術廻戦」第239話~第241話のサブタイトルは
◆第239話=「バカサバイバー!!」
◆第240話=「バカサバイバー!! ~生き残れ~」
◆第241話=「バカサバイバー!! ~勝ち残れ~」
となっていました。
とっくにお気づきの方も多いのではないかと思いますが、このサブタイトルの元ネタになっているのは…
ウルフルズの曲であり、アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」のオープニングテーマである「バカサバイバー」なんですよね!
「バカサバイバー」はそのまんま曲名ですし…
「バカサバイバー」の歌詞の中に「バカサバイバー 生き残れ」「バカサバイバー 勝ち残れ」というところもありますからね!
呪術廻戦の「バカサバイバー!!」というサブタイトルはなぜ?
「髙羽史彦VS羂索」のどこが「バカサバイバー」?
「髙羽史彦VS羂索」が描かれる回のサブタイトルがなぜ「バカサバイバー」となったのでしょうか?
サバイバー=survivorとは英和辞典的に訳せば生存者のこととなりますが、ウィキペディアではサバイバーとは
・事故や事件、災害などに遭いながら生き延びた人
・幼少時などに継続的な虐待を受けながら、現在は社会生活を送っている人(トラウマからの回復過程にあるという含みを持った呼称)
であるとされています。
そして… サブタイトルの元ネタとなったウルフルズの「バカサバイバー」とは、歌詞の内容からすると「バカだけど生き残ったヤツ」とか「生き残ったバカ」のことのようですから…
「バカサバイバー」とは死滅回游というデスゲームへの参戦を強制されても生き残ったバカ=髙羽史彦のことを意味しているのかもしれませんし…
羂索との戦いという命を失う可能性が極めて高そうなミッションを与えられてもバカ=髙羽史彦が生き残ってしまうことを現しているのかもしれませんね!?
もしも、「バカサバイバー」というサブタイトルの意味しているのが、後者の方だったとしたら…
このサブタイトルは、髙羽史彦が、生き延びることを意味しているということになりそうですね!
今後のサブタイトルは「バカサバイバー!!」の後に「成り上がれ」?「舞い上がれ」?
前述しましたようにウルフルズの「バカサバイバー」の中には「バカサバイバー 生き残れ」「バカサバイバー 勝ち残れ」という歌詞があり…
それが、第240話=「バカサバイバー!! ~生き残れ~」と第241話「バカサバイバー!! ~勝ち残れ~」の元ネタになっていたようですが…
「バカサバイバー」の中には「バカサバイバー 成り上がれ」「バカサバイバー 舞い上がれ」「バカサバイバー 泣きわめけ」「バカサバイバー さんざめけ」という歌詞もありますから…
第242話以降のサブタイトルが
「バカサバイバー!! ~成り上がれ~」
「バカサバイバー!! ~舞い上がれ~」
「バカサバイバー!! ~泣きわめけ~」
「バカサバイバー!! ~さんざめけ~」
といったものになるのではないかと予想します!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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