呪術廻戦考察 髙羽史彦の特級呪霊も簡単に祓える異常な強さについて考える
特級叛霊を簡単に退けた髙羽史彦
週刊少年ジャンプ2023年51号に掲載された「呪術廻戦」第242話「バカサバイバー!!~舞い上がれ~」では…
序盤に羂索が特級叛霊(とっきゅうはんれい)悪路王大嶽(あくろおうおおたけ)とやらを使って髙羽史彦を攻撃しようとしていましたね!
ですが… 髙羽史彦は、大型トラックで、この特級叛霊・悪路王大嶽をひいてバラバラにしてしまい… アッサリと退けてしまいました!
体がバラバラになっていたくらいですから、級叛霊・悪路王大嶽は祓われたと考えていいのでしょう。
「特級叛霊」というのは初めて出てきた言葉ですが… 特に「呪術廻戦」第242話で説明・解説はされていませんでしたから、特級呪霊の中にカテゴライズされるものと考えてよいのでしょう。
特級呪霊とは
特級呪霊とは計り知れぬ脅威を秘めた最高位の呪霊であり、術式を行使でき、なおかつ並外れた呪術的戦闘力を有しています。
真人(まひと)、花御(はなみ)、漏瑚(じょうご)、陀艮(だこん)、黒沐死(くろうるし)らが、この特級呪霊に該当し… この特級呪霊を確実に祓えるのは、特級呪術師だけであるとされています。
特級呪霊は強い その強い特級を簡単に祓った髙羽史彦は…
禪院直昆人と七海建人という1級呪術師が二人いても陀艮を祓えなかった事や…(※正確には禪院直昆人は特別1級呪術師)
特級呪術師の一人である現代の異能・乙骨憂太でさえも黒沐死にはかなり手こずっていたか事を考えますと…(呪術廻戦20巻 第174話~第175話)
特級呪霊にカテゴライズされると思われる悪路王大嶽を髙羽史彦が、いとも簡単に実にアッサリと祓ってしまったのが、いかに凄い事なのかがわかりますね!
もっとも… 1級を超える力を持った呪霊が、一くくりに特級呪霊とされるため、特級呪霊内にも著しい実力的差異があるようではありますから…
悪路王大嶽の力が陀艮や黒沐死のそれよりも著しく劣っていたということも考えられなくはありませんが。
髙羽史彦が特級呪霊を簡単に祓えるのは当然のこと!?
髙羽史彦が特級呪霊を簡単に祓ったのは驚くほどの事ではない
悪路王大嶽の力が陀艮や黒沐死のそれよりも著しく劣ってなどおらず、もしも陀艮や黒沐死と同等だったとしたら…
禪院直昆人と七海建人が祓うことができず、乙骨憂太がかなり手こずってから祓ったのと同じレベルの呪霊を髙羽史彦は、いとも簡単に祓っていたということになるわけですが…
考えてみれば、そのくらいの事を髙羽史彦がやってのけるのは当然なのかもしれません!
なぜならば、髙羽史彦の術式「超人」(コメディアン)は髙羽が「ウケる」と確信した想像(イメージ)を実現させるという五条悟にも対抗できうる術式であり…(呪術廻戦20巻 第173話)
羂索の千年の呪術ノウハウも通じなくさせるほどのものなのですからね!(呪術廻戦 第240話)
特級呪霊を簡単に祓える髙羽史彦の実力は特級呪術師に相当?
では… 現代最強の術師だった五条悟にも対抗できうる術式を持ち、特級呪霊をも簡単に祓える力を持つ髙羽史彦の力は特級呪術師に相当すると考えていいのでしょうか?
髙羽史彦が、芸人としての自分に自信を持ち、自分のイメージした事が「ウケる」と確信できている時の力は、確かに特級呪術師に相当しているかもしれません。
ですが… 芸人としての自分に自信を失い「ウケる」という確信を持てなくなってしまうと、たちまち術式「超人」の効果は弱まってしまうようですので…(呪術廻戦 第240話)
髙羽史彦の力が特級呪術師に相当するかどうかというと… ちょっと微妙なところでしょうかね?
とはいえ… 特級呪術師である九十九由基が、天元と脹相のアシストを得ても倒せなかった羂索を髙羽史彦が手こずらせている事は紛れもない事実なのですが。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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