呪術廻戦考察 羂索は死んだのか? それとも生きているのか?
羂索が乙骨憂太に首を斬られてしまった!
週刊少年ジャンプ2023年52号に掲載された「呪術廻戦」第243話「バカサバイバー!!~さんざめけ~」では…
髙羽史彦とコント、漫才を繰り広げてきた羂索が現実の世界に戻った途端、そこに突如として現れた乙骨憂太に首を斬り落とされてしまうという衝撃的な展開がありましたが…
はたして羂索は死んだのでしょうか?
それとも… 首を斬り落とされてしまっても実は羂索は死んではおらずにまだ生きているのでしょうか?
首を斬り落とされても即死はしていなかった羂索は生きている? 死んだ?
羂索は乙骨憂太によって首を斬り落とされ、首と胴体が完全に離れた状態になってからも
「何故だ!! あの呪力総量の大きい乙骨だぞ……!! 何故気づかなかった……!!」
「……そうか 邪魔されたくなかったのか……」
と心の声で言っていました。そして、さらに自分の首を斬り落とした乙骨憂太と
羂索:「初めから このつもりだったのかい?」
乙骨:「髙羽さんに人は殺せませんから」
羂索:「そうか 道半ば…… 残念だよ だが 私の意志は受け継がれる」
といったヤリトリもしていました。
ですから、少なくとも羂索が首を斬り落とされても即死していなかった事は間違いありませんが…
即死はしていなくても、やはりその後、死んだのでしょうか?
それとも即死しなかった以上、生きているのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
羂索は死んだ? 首を斬られても生きている?
羂索の本体は脳なのだろうから…
その術式によって他者の肉体を乗っ取り、肉体から肉体に渡り歩くことを繰り返すことによって千年以上の時をずっと生き永らえてきた羂索ですが…
江戸時代に鹿紫雲一の前に現れた時も加茂憲倫の肉体を乗っ取っていた時も虎杖香織の肉体を乗っ取っていた時も夏油傑の肉体を乗っ取ってからも…
いつもその額には縫い目がありましたから、おそらく脳が次々に肉体を渡り歩いているのであって…
脳こそが羂索の本体というべき存在なのでしょう!
ですから、首を斬り落とされてしまっても、本体である脳にダメージを負わなければ、実は羂索は生き続けているということも考えられるかもしれませんね?
「残念だよ」とか「私の意志は受け継がれる」と言っていた羂索はやはり死んだ?
ですが… 羂索は乙骨憂太に首を斬り落とされた後、「残念だよ」とか「私の意志は受け継がれる」と言っていたわけですから…
やはり、普通に考えれば羂索は死んだということになりますよね?
もしも首を斬られてもなお羂索が生き続けられるのだとしたら「残念だよ」とか「私の意志は受け継がれる」などとは言わなかったはずですからね!
・乙骨憂太に羂索は死んだと思わせるために「残念だよ」とか「私の意志は受け継がれる」と言っていた可能性も…
ですが… 首を斬り落とされても実は生き続けることができるのに、その事を乙骨憂太に気づかれないようにするために…
「残念だよ」とか「私の意志は受け継がれる」などともうすぐ死んでいく者が言いそうな事を羂索が言っていたという事も考えられなくはありませんね?
首を斬り落とされた状態からでは、さすがに羂索には乙骨憂太に反撃することはできなかったでしょうから…
乙骨憂太に本体である脳にダメージを与えなければ駄目だと気づかれてしまったら羂索としては、もう打つ手がなかったでしょうからね!
首を斬り落とされて羂索が本当に死んだのだとしても髙羽史彦が…
また… 羂索が首を斬り落とされた事によってやはり死んだのだとしても…
もしも髙羽史彦が生きていて、羂索が実は死んでいなかった事にしたらウケるなどと想像(イメージ)してしまったとしたら…
事象を創造する術式「超人」(コメディアン)によって羂索が死んだ事がなかった事になってしまうという事が起こり得るかもしれませんね?
もっとも… 髙羽史彦が、羂索とのコント、漫才を終えて夢の舞台から現実に戻った後、死に装束になっていたのは(呪術廻戦 第243話)彼が死を迎えそうになっていたためで…
髙羽史彦は既に死んでしまったのではないかと私は解釈しています!
その解釈が正しければ、髙羽史彦が、術式「超人」によって羂索が死んだ事をなかった事にするという展開はあり得ないという事になりますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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