ハンターハンター考察 ヒソカとクラピカは共闘するのか? 幻影旅団との戦いで
ヒソカもクラピカも幻影旅団もブラックホエール号に乗っている
「ハンターハンター」は、週刊少年ジャンプ2023年4・5合併号に掲載された400話(No,400)をもって週刊連載というかたちでの週刊少年ジャンプへの掲載は終わることが発表され…
401話(No.401)以降は、いつどのような掲載形態で返ってくるのかが、まだわかっていませんが…
ヒソカ、クラピカ、幻影旅団の全員が、新大陸に向かっているブラックホエール号に乗船している状態がずっと続いているんですよね!
そして、幻影旅団のメンバーたちは、コルトピとシャルナークの命を奪ったヒソカのことを見つけ出し、始末しようとしていますので…
幻影旅団とヒソカの戦いが、いつ始まっても全く不思議はありません。
また、同じブラックホエール号の船内にいるわけですから、クラピカと幻影旅団のメンバーが、いつ出くわしたとしても、やはり不思議ではありませんよね!
ヒソカとクラピカが共闘するのではないかという予想もあるが…
「ハンターハンター」ファンの中にはヒソカとクラピカが共闘するのではないかと予想している人もいるようですが…
そうなるまでの経緯・事情は全く違っているものの幻影旅団と敵対しているという事に関しては共通しているヒソカとクラピカが共闘するということは、実際にあるのでしょうか?
それとも、幻影旅団と敵対しているという共通点はあるもののクラピカとヒソカが共闘することはないのでしょうか?
今回は、この事について考えていってみたいと思います。
ヒソカとクラピカの共闘はある?ない?
ヒソカとクラピカが協力しあったことはあった
「ハンターハンター」ファンの人に対しては説明不要なことだとは思いますが、ヒソカとクラピカは、過去に協力関係を結んだことがあります。
ヒソカの「ボクと組まないか?」という誘いにクラピカが乗るかたちでです。(ハンターハンター9巻 No.078)
過去に手を組んだことがある以上、またヒソカとクラピカが、手を組み、幻影旅団と共闘する可能性はかなり高いのではないかとも考えられそうですが…
はたして本当にそうでしょうか?
戦闘狂のヒソカは幻影旅団との敵対を楽しんでいる!?
幻影旅団全員を敵に回しているヒソカは、極めてハイレベルな彼の戦闘能力をもってしても極めて危険な状態にあるとは思いますが…
その危険な状態は、ヒソカが自ら意図して作り出したものです。
「闘う時 相手と場所を選ばない事にした♣」
「旅団(クモ)全員に伝えてくれる………?」
「今からどこで誰と遭っても その場で殺すまで闘(や)るとね♥」
とマチに言うというかたちで幻影旅団への宣戦布告をし…
その後、すぐにコルトピとシャルナークの命を奪ってしまったわけですからね。(ハンターハンター34巻 No.357)
以前にヒソカがクラピカと手を組んだのは、団長クロロと戦う機会がなかなか得られなかったためであり…
クラピカと手を組むことによってクロロと戦える機会を作り出そうとしてでした。(ハンターハンター9巻 No.078)
ですから、自ら意図したとおりに自分を危険な状況に追い込んだヒソカが、その危険度を下げるためにクラピカと手を組み、共闘しようとするという事は、まず考えられないと思います。
クラピカの方からヒソカに共闘を提案することは…
では、クラピカの方からヒソカに手を組むよう提案することはないかというと… そちらの方もまず考えられないだろうと私は思います。
なぜならば、クラピカは頭のいい男ですから、もしも現在のヒソカと幻影旅団の状況を知ったとしたら…
ヒソカが自分との共闘など望まないことをすぐに理解してしまうと思うからです。
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※この記事は
・「劇場版HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」の来場者特典=「HUNTER×HUNTER」0巻(No.0)
・集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「HUNTER×HUNTER」1~37巻(No.1~No.37)
・集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド」
などを資料にしています。
本文中( )内にハンターハンター○巻 No.○とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。