呪術廻戦考察 乙骨憂太を呪術総監部は敵と見做し始末しようとする?
呪術総監部は五条悟の封印を解く事を禁じ、夜蛾正道を死罪認定していた
五条悟が呪術界上層部のことを「呪術界の魔窟」と言い、さらに彼らのことを
「保身馬鹿 世襲馬鹿 高慢馬鹿 ただの馬鹿 腐ったミカンのバーゲンセール」
とボロクソケチョンケチョンに言っていたことがありましたが…(呪術廻戦2巻 第11話)
呪術界上層部=呪術総監部は五条悟からボロクソケチョンケチョンに言われるのが当然と納得したくなるようなトンデモない通達を渋谷事変後に出しています。
一、その内容は夏油傑生存の事実を確認
同人に対し再度の死刑を宣告する
二、五条悟を渋谷事変共同正犯とし呪術界から永久追放
かつ封印を解く行為も罪と決定する
三、夜蛾正道を五条悟と夏油傑を唆し渋谷事変を起こしたとして死罪を認定する
四、虎杖悠仁の死刑執行猶予を取り消し速やかな死刑の執行を決定する
五、虎杖悠仁の死刑執行役として特級術師乙骨憂太を任命する
というものです。(呪術廻戦16巻 第137話)
「一」の夏油傑に関する通達はトンデモないものではなく、もっともなものと言えるかも
しれませんが…
その他の通達は、自分たちにとって目障りで危険な存在だった五条悟が封印されてしまったのをいいことに…
五条悟は、そのまま封印されたままにしておき、なおかつ、五条悟のせいで与えざるを得なかった虎杖悠仁の死刑執行の猶予を取り消してしまうなど…
まさに保身馬鹿 世襲馬鹿 高慢馬鹿 ただの馬鹿 腐ったミカンのやりそうなことばかりですよね!
呪術総監部が乙骨憂太の裏切りを知ったら…
で… 乙骨憂太は、呪術総監部の決定・通達に従順に従い、虎杖悠仁の死刑執行を任務として遂行したかのように見せかけて…
虎杖悠仁の命を本当に一度奪った直後(心臓が止まるのと同時)に反転術式を使って生き返らせることによって、虎杖悠仁を生き延びさせています。(呪術廻戦16巻 第137話~呪術廻戦17巻 第143話)
呪術総監部は保身馬鹿 世襲馬鹿 高慢馬鹿 ただの馬鹿ではありますが… 虎杖悠仁が生き延びた事…
つまりは乙骨憂太が自分達を騙し裏切った事に気づかないタイプの馬鹿ではないでしょうから…(乙骨憂太も「あっちも馬鹿じゃないから」と言っています 呪術廻戦17巻 第143話)
いずれは虎杖と生存と乙骨の裏切りに気づくはずです。
なにしろ乙骨憂太自身が「すぐにバレるかもしれないけど」と言っていた(呪術廻戦17巻 第143話)くらいですしね。
では、乙骨憂太の裏切りを知ったら、呪術総監部はいったいどうするのでしょうか?
乙骨憂太の裏切りを知ったら呪術総監部は彼を敵と見做す?
呪術総監部は乙骨憂太のことも危険人物=敵と見做す!?
呪術総監部が、日本をメチャクチャな状態にしている羂索(けんじゃく)を倒し、死滅回游を平定させることを第一に優先して考えたら…
そのために必要となるはずの五条悟の封印を解くことを禁じたりなどするはずがありません!
ですが、実際には五条悟を渋谷事変共同正犯扱いし、その封印を解くことを禁じてしまうような呪術総監部ですから…
自分たちにとって危険な存在、目障りな存在は、日本を正常な状態に戻すために必要かどうか、死滅回游の平定のために必要かどうかなど全く考慮することなく、始末しようとするでしょう。
そして、虎杖悠仁の死刑を執行したとして見せかけ、自分達を騙し、虎杖悠仁を生き延びさせた乙骨憂太は…
呪術総監部の者たちにとっては、五条悟や虎杖悠仁と同様に危険な存在ということになるはずですから…
呪術総監部は乙骨憂太のことも敵と見做し、始末すべき存在と判断するでしょうね!
呪術総監部は乙骨憂太を敵と見做してもすぐには動かないかも…
とはいえ… 呪術総監部の保身馬鹿 世襲馬鹿 高慢馬鹿 ただの馬鹿たちが乙骨憂太のことを始末すると決定したとしても…
特級呪術師である乙骨憂太に対して刺客として差し向けられる手駒を持ってはいないでしょうから…
しばらくは乙骨憂太に対し、何も手出しはできず放置状態になるのではないでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。