呪術廻戦考察 禪院直哉が転じたイモムシ呪霊がなぜ妙な気配を漂わせていたのか?
妙な気配を加茂憲紀と禪院真希に感じさせていた禪院直哉が転じたイモムシ呪霊
週刊少年ジャンプ2022年33号に掲載された「呪術廻戦」第191話では…
禪院真希と加茂憲紀がいる死滅回游の桜島結界(コロニー)に現れたイモムシのような姿をした不気味な呪霊が禪院直哉が転じたものだったとわかりましたが…
この呪霊が上空に現れた時に加茂憲紀は
「呪霊……だよな?」
と言って戸惑っていました。
そして、禪院真希は
「憲紀が戸惑うのもわかる 呪霊だがなんとも言えない妙な気配だ」
と心の声で言っていました。
禪院真希も加茂憲紀も呪霊との遭遇には慣れているはずですが…
そんな二人を戸惑わせるような妙な気配を禪院直哉が転じたイモムシのような姿の呪霊が漂わせていたのは、いったいなぜだったのでしょうか?
いろいろな事が考えられるとおもいますので、それを挙げていってみたいと思います。
禪院直哉が転じたイモムシ呪霊が妙な気配を漂わせていた理由は?
呪術師が転じた呪霊だから!?
呪術師が呪霊に転じるということが、どれだけあるのかはわかりませんが、かなり稀なことであるのは確かでしょう。
ですから、禪院真希も加茂憲紀も呪術師が転じた呪霊と対峙したことは、これまでに一度もなかったのではないでしょうかね?
一般的な呪霊は、人間の中から漏出した負のエネルギーが集積し、形を成したものですから…
そういった一般的な呪霊と呪術師だった禪院直哉が転じた呪霊とでは、漂わせる気配が全く違ったものになっていても当然だと思います。
禪院直哉が転じたイモムシのような姿をした呪霊が漂わせている気配を加茂憲紀と禪院真希が妙なものと感じていたのは、そのためだったのかもしれませんね!
イモムシ呪霊が禪院直哉だけが転じたものではなく怨霊の集合体だったから!?
「呪術廻戦」第191話の最後でイモムシのような姿をした呪霊から禪院直哉の顔が現れ
「こんにちは 真希ちゃん」
「僕も来たで こっち側」
と言っていましたが…
あのイモムシのような姿をした呪霊が禪院直哉一人が転じたものではなく、実は禪院真希と戦い、命を失った禪院家の物達の怨霊の集合体だったなどということもあり得るかもしれません。
もしも、あのイモムシのような姿の呪霊が禪院真希に命を奪われた禪院家の者たちの怨霊集合体だったとしたら…
怨霊の集合体の呪霊と対峙したことなど禪院真希も加茂憲紀もおそらくないでしょうから、その気配を妙なものと感じるのが当然だったでしょう。
呪霊に転じる前から禪院直哉がメチャクチャクズだったから!?
禪院直哉は極めて傲慢で、なおかつ極めて自己中心的で、一言で言えばメチャクチャクズ野郎でしたが…
精神がねじ曲がったメチャクチャクズ野郎なだけに呪霊に転じても独特の妙な気配を漂わせていたのかもしれませんね!?
加茂憲紀も禪院真希も妙な気配を感じていたのは、そのためだったのかもしれません。
羂索によって人為的に作られた呪霊だったから!?
あのイモムシのような姿をした呪霊は、実は亡くなった禪院直哉が自然に転じたものではなく…
渋谷事変の黒幕であり、死滅回游の仕掛け人であり、五条悟を獄門彊に封印した人物でもある羂索が、禪院直哉の霊をあのようなかたちに人為的に作り変えたものだったりするのかもしれません。
もしも、そうだとすれば、あのイモムシのような姿をした呪霊が漂わせる気配が自然発生した呪霊とは全く違うものになっていたとしても、それは当然なように思えます。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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