呪術廻戦考察 「天使」来栖華 千年前の術師はどうやって現代に現れた?
「天使」来栖華は千年前の術師
獄門彊によって封印された五条悟を解放させることができる人物として天元は、来栖華(くるすはな)の名前をあげました。
天元は
「死滅回遊に参加している泳者(プレイヤー)の中に「天使」を名乗る千年前の術師がいる 彼女の術式は あらゆる術式を消滅させる」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第145話)
千年前の術師である来栖華が、なぜ現代に生きているのでしょうか?
来栖華以外の時を超えて現代に存在している者達は…
両面宿儺
「呪術廻戦」には、過去の時代に生まれ、現代も存在している者達が何人もいますね。
その中でまず真っ先に名をあげるべきは、なんといっても両面宿儺でしょうが…
千年ほど前の呪術全盛の時代に生きていた両面宿儺の死後、呪物となっていた指を虎杖が飲み込んだことによって受肉し…
両面宿儺は、現在は虎杖の中に存在し、完全復活の時がくるのを待っているのでしょう。
羂索
偽夏油こと羂索は、脳を入れ替え、他人の肉体を乗っ取る術式によって生き永らえてきました。
天元が「羂索は宿儺とも関わりがあるようだった 少なくとも千年術師をやっている」と言っていましたので…(呪術廻戦 第145話)
羂索が千年、あるいは、それ以上の時を脳を入れ替え、他人の肉体を乗っ取る術式によって生き永らえてきたことは間違いありません。
天元
天元は、不死の術式を持っているため死ぬことはありませんが、不老ではないために老います。
そして、一定以上の老化を終えると進化が起こり、より高次な存在となり、意志を持たなくなってしまい、人類の敵となってしまう可能性も出てくるため…
進化を防ぐために500年に一度、星漿体と同化することによって進化を防いできました。(呪術廻戦8巻 第66話)
ですが、星漿体・天内理子との同化に失敗したため、現在の天元は、個としての自我を失い、天地そのものが自我となっています。(呪術廻戦 第145話)
裏梅
裏梅は、千年前からガッツリと両面宿儺とつきあいがあったことが「呪術廻戦公式ファンブック」の81ページで明かされていますが…
裏梅に関しては、千年前の術師である彼女が、なぜ現代に存在しているのかが現段階ではまだ明かされていません。
両面宿儺の前に現れた時、すぐに彼女のことを宿儺は裏梅だとわからなかったようですから…(呪術廻戦14巻 第116話)
千年前とは裏梅の姿が変わっている可能性があります
「天使」来栖華はどのようにして千年の時を超えた?
「天使」来栖華は他者の肉体を乗っ取っているわけではなさそう
では… 「天使」来栖華は、どうやって千年の時を超え、現在に存在しているのでしょうか?
頭に縫い傷はありませんから、羂索のように脳を入れ替え、他人の肉体を乗っ取ることを繰り返し、生き永らえてきたわけではなさそうです。
「天使」来栖華は呪物となり受肉したわけでもない!?
また、「天使」と呼ばれているからには、両面宿儺のように死後、呪物となり、時を経て受肉し、蘇ったというわけでもなさそうな気がしますね。
天元は不死であり不老でなかったが「天使」来栖華は不老?
不死の術式を持つ天元でさえ不老ではないため、500年に一度、、星漿体と同化することが必要だったわけですが…
もしかしたら、「天使」来栖華は、不老の術式を持っているのかもしれないですね!?
それとも、そうではなく何らかの方法で千年前の術師である「天使」来栖華は現代に存在しているのかもしれませんが…
その理由を推察するには、現時点では、あまりにもデータが不足しています!
※8月にこの記事を書いた時点で理解が足りていなかったのですが…
おそらく来栖華は受肉して現代に蘇った術師の一人なんでしょうね?
羂索 が、彼にとってもおそらく危険な存在である来栖華をなぜ死滅回游の泳者(プレイヤー)としてしまったのかはわかりませんが…。(2021年12月26日加筆)
※この記事と関連性が大きい以下の記事も是非ご覧ください
■呪術廻戦考察|天使・来栖華は伏黒をどうするつもりなのか?はこちらから
■呪術廻戦考察|天元は天使の名が来栖華と虎杖達に教えてない?はこちらから
【呪術廻戦考察のその他の記事】
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。