呪術廻戦考察 石流龍が宿儺の前からどかずに絶命してしまった件
石黒龍は宿儺の前からどかなかった!
週刊少年ジャンプ2023年15号に掲載された「呪術廻戦」第216話では、仙台結界(コロニー)にやって来た宿儺が、たまたま出くわした石流龍(いしごおりりゅう)に
「退(ど)くのか? 退(ど)かないのか?」
と言われていましたが…
石流龍は宿儺の前からどこうとはせず、その結果、頭部を斬られ切り刻まれて絶命してしまっていました!
ですが… 宿儺の前からどいてさえいれば、石流龍は、命を奪われることはなかったかもしれませんよね!
石流龍が宿儺の前からどかなかったのはプライドのためかもしれないが…
それでも、石流龍が宿儺に「退(ど)くのか? 退(ど)かないのか?」と言われた時に石流龍がどこうとしなかったのは…
石流龍のプライドが、それを許さなかったためなのでしょうけれども…
石流龍は、宿儺が自分に近づいてきていることを事前に察知して、宿儺の圧倒的な呪力の強さを感じとり
「いやいやいやいやいやいやいやいや こいつは……」
「スイートが過ぎるってもんだろ」
などと言っていたくらいですから、宿儺と出くわしてしまう前に宿儺がやって来ると予想できる場所から離れてしまうことは、いくらでもできたと思うですけれどもね!
石流龍が、それさえもしなかったのは、やはりプライドのためだったのでしょうかね?
それとも、石流龍が、宿儺が向かってくる気配を察知してから、実際に宿儺がやって来るまでの時間があまりにも短く…
宿儺がやって来た場所から離れることさえできなかったということなのでしょうかね?
石流龍の力は宿儺には全く通用しなかったのか?
石流龍の力は宿儺には全く通用しないレベルだったのか?
では… 石流龍の力は、宿儺には全く通用しないレベルのものだったのでしょうか?
実際にあっという間に宿儺に頭部を斬り刻まれてしまっていたわけですから…
その結果から考えれば、石流龍の力は、宿儺には全く通用しないものだったということになりそうですが…
簡単にそう決めつけてしまっていいのでしょうかね?
石流龍は宿儺をもう少してこずらせることができたはず!?
宿儺は、天使の使った大技「邪去侮の梯子」(やこぶのはしご)によって乗っ取ったばかりの伏黒恵の体から剥がされそうになり…
伏黒恵のふりをするという姑息とも言える手段を使い、天使と共生している来栖華を騙し、窮地から脱していました。(呪術廻戦 第213話~第214話)
そして、呪霊と化した禪院直哉との戦いを通じ、禪院甚爾に並ぶ鬼人となっていた禪院真希を相手にした時(呪術廻戦 第215話)も…
宿儺は、けっこうてこずっていたようでしたよね?
ですから… 死滅回游の泳者(プレイヤー)の中では一番の呪力出力を誇り…(呪術廻戦20巻 第173話)
現代の異能=乙骨憂太を相手に好勝負を繰り広げた石流龍も…(呪術廻戦20巻 第176話~第180話)
もう少し宿儺をてこずらせることができたのではないかと思えなくもありません。
宿儺は「浴」を終えていたから…
ですが… 天使に伏黒恵の体から剥がされそうになったり、禪院真希と戦ったりした時の宿儺は、伏黒恵の体を乗っ取ったばかりだったんですよね!
だからこそ天使は、伏黒恵の体から宿儺=堕天を剥がそうという賭けに出たわけですし…(呪術廻戦 第213話)
宿儺は、禪院真希と戦っている時は、伏黒恵の抵抗によって呪力出力が著しく低下していることを自覚していました。(呪術廻戦 第215話)
それに対し、石流龍の前に現れた時の宿儺は、「浴」によって伏黒恵を沈めていたわけですから…(呪術廻戦 第216話)
死滅回游の泳者の中で最大の呪力出力を誇っていた石流龍が、宿儺を全くてこずらせることなく、呆気なく絶命させられてしまったのも無理はなかったのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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