呪術廻戦考察 虎杖悠仁の父=虎杖仁が羂索の意志を受け継ぐのか?
虎杖悠仁の父=虎杖仁は生死不明
虎杖悠仁の父=虎杖仁が、生きているのか、既に死んでいるのかはわかっていません。
幼い頃からずっと祖父=虎杖倭助に育てられた虎杖悠仁は、自分の父親や母親のことについて知りたいとは思っていないようで…
祖父・倭助が、命尽きる直前に「オマエの両親のことだが」と悠仁の両親のことについて話そうとした時も
「いいよ 興味ねーから」と言って和助の話をさえぎり、それでもなお倭助が「オマエの! 両親の! ことだが!」と再度、悠仁に両親のことについて話そうとしても…
悠仁は「だから興味ねーって爺ちゃんさあ」と言って、結局、自分の父と母について倭助に話させませんでした。
そのために虎杖悠仁の父親=虎杖仁の生死は、現時点までずっと不明のままとなっています。
過去回想で登場した虎杖仁
生死不明のままとなっている虎杖仁ですが、過去回想で一度だけ登場しています。
この時、赤ん坊だった虎杖悠仁を抱いている虎杖仁が、彼の父(悠仁の祖父)=虎杖倭助と
仁:「なんですか父さん 彼女の話をするなら帰りますよ」
倭助:「仁…オマエがどう生きようとオマエの勝手だ だが あの女だけはやめとけ 死ぬぞ」
仁:「悠仁の前で変な話はやめて下さい 案外覚えているそうですよ 赤ん坊の記憶」
倭助:「オマエが子供を欲しがっていたことも香織との間にそれが叶わなかったことも知ってる だが香織が死んだのは」
といったヤリトリをしていました。
そして、倭助がここまで言ったとこえおで、頭に縫い傷がある(羂索によって体を乗っ取られた)虎杖香織が現れて
「お義父さん なんの話ですか」
と言ったところで、過去回想は終わりました。
そして、過去回想が終わったところで虎杖悠仁が、失っていた意識を取り戻していましたから…(呪術廻戦17巻 第143話)
この過去回想は、虎杖悠仁が見た夢であり、彼が記憶していた彼が赤ん坊の頃にあった事だったという事なのでしょう。
虎杖悠仁は、吉野順平から「虎杖君のお母さんはどんな人?」と尋ねられた際に
「あー俺会ったことねーんだわ 父ちゃんはうーっすら記憶あんだけど」
と言っていましたが…(呪術廻戦3巻 第24話)
乙骨憂太に一度殺された時、その衝撃で赤ん坊の時の記憶が蘇り、自分の父親と母親のことを思い出したのでしょうかね?
虎杖悠仁の父・虎杖仁によって羂索の意志は受け継がれるのか?
「私の意志は受け継がれる」と言っていた羂索と虎杖仁の間には…
乙骨憂太に首を斬り落とされた羂索は
「道半ば…… 残念だよ」
「だが 私の意志は受け継がれる」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第243話)
羂索の意志を受け継ぐ者が、虎杖仁ということも考えられるかもしれないですね!
羂索は、虎杖香織の肉体を乗っ取っていたことがあるわけですが…
虎杖悠仁の杉沢第三高校時代の先輩で心霊現象(オカルト)研究会を井口とともに立ち上げた佐々木に羂索が
「息子と仲良くしてくれてありがとう」
と言っていました。(呪術廻戦18巻 第160話)
そして、虎杖悠仁の祖父・虎杖倭助は、息子である虎杖仁に
「オマエが子供を欲しがっていたことも香織との間にそれが叶わなかったことも知ってる だが香織が死んだのは」
と言っていたわけですから…(呪術廻戦17巻 第143話)
羂索が虎杖香織の体を乗っ取った後、虎杖悠仁は生まれたのだろうと思われます。
ですから… 虎杖香織の体を乗っ取っていた羂索は虎杖仁と夫婦になっていたことがあるのでしょう。
となりますと… 虎杖仁が、羂索の意志を受け継ぐ者になっている可能性もあるのではないでしょうか?
虎杖仁は既に亡くなっている!?
ですが… 虎杖倭助が、虎杖仁に「仁…オマエがどう生きようとオマエの勝手だ だが あの女だけはやめとけ 死ぬぞ」と言っていたのは…(呪術廻戦17巻 第143話)
虎杖香織の体を乗っ取った羂索が、虎杖仁にとっていかに危険な存在かという事を虎杖倭助が感じ取っていたためであり…
虎杖倭助が危惧していたとおりに虎杖仁は、命を落としてしまい、そのために虎杖悠仁は、祖父・倭助に育てられるようになったということも十分に考えられると思います。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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