呪術廻戦考察 宇守羅彈(うすらび)は烏鷺亨子の技!
宿儺との戦いで乙骨が「宇守羅彈(うすらび)」を使っていたが…
週刊少年ジャンプ2024年10号に掲載された「呪術廻戦」第249話「人外魔境新宿決戦㉑」では宿儺との戦いで乙骨憂太が、「宇守羅彈(うすらび)」という技を使っていました。
そして、どうやら乙骨は、「呪術廻戦」第250話でもまた宿儺との戦いで「宇守羅彈」を使っているようですが…
この「宇守羅彈」は、乙骨が死滅回游の仙台結界(コロニー)で戦った烏鷺亨子(うろたかこ)の技です。
烏鷺亨子とは
烏鷺亨子は受肉した過去の術師の一人で彼女が一度目の人生を送ったのは平安時代です。
藤氏直属暗殺部隊=日月星進隊(じつげつせいしんたい)の隊長だった烏鷺亨子は仕えていた藤原氏の者に身代わりにされ、処刑されています。
そのため、一度目の人生を悔いを残しながら終えることになった烏鷺亨子は、羂索の誘いに乗り、呪物となって受肉し、死滅回游の泳者(プレイヤー)になりました。(呪術廻戦20巻 第176話~第178話)
烏鷺亨子の技=「宇守羅彈」とは
烏鷺亨子は、空=空間を面で捉える術式を使います。(その術式の名称は不明です)
そして、空間を手でつかみ、引っ張ることによって歪ませることが烏鷺亨子にはできますが…
乙骨憂太は、烏鷺と戦いながら、彼女の術式は空間をイジるものだが、空間ごと相手を潰したりはできないのではないかと推察していました。(呪術廻戦20巻 第176話)
おそらく乙骨憂太の推察どおりに烏鷺亨子は空間ごと相手を潰すことはできないのでしょうが…
捉えた空=空間を叩き、薄氷を割るように割ることができ… 相手ごと空間を割ることができます。
そして、この空間を薄氷のように割る技の名が「宇守羅彈」です!
烏鷺亨子の技「宇守羅彈」は空間を割る技だから…
相手ごと空間を割る「宇守羅彈」は五条悟に対しても有効だったか?
この烏鷺亨子の「宇守羅彈」は、相手ごと空間を割る技ですから…
もしかしたら無下限呪術により不可侵を実現していた五条悟に対しても有効だったでしょうか?
宿儺は、空間・世界ごと存在を分断する世界を断つ斬撃によって五条悟の胴体を真っ二つにしてしまいましたが…(呪術廻戦 第236話)
烏鷺亨子の「宇守羅彈」は、空間ごと相手を割ることができるわけですから、宿儺の世界を断つ斬撃と同様に無下限呪術によって不可侵を実現していた五条悟に対しても有効だったかもしれませんね!?
とはいえ… 死滅回游の仙台結界での戦いで烏鷺亨子は「宇守羅彈」を使いながらも結局、乙骨憂太を倒すことも石流龍(いしごおりりゅう)を倒すこともできなかったわけですから…
「宇守羅彈」で五条悟を倒すことは絶対にできなかっただろうとは思いますがね。
乙骨憂太が使う「宇守羅彈」は烏鷺亨子の使う「宇守羅彈」よりも強力!?
乙骨憂太は、烏鷺亨子の技「宇守羅彈」を模倣(コピー)して使っているわけですが…
乙骨憂太が使う「宇守羅彈」は、本来の使い手である烏鷺亨子の「宇守羅彈」よりも強力かもしれませんね?
なぜならば、呪力総量も呪力出力も烏鷺亨子よりも乙骨憂太の方が、おそらくずっと上回っているだろうからです。
同じ技であっても呪力総力、呪力出力が強い者が使った方が強くなる場合が多そうですから…
やはり乙骨憂太が使う「宇守羅彈」は、本来の使い手である烏鷺亨子の「宇守羅彈」よりも強力なのではないかと思いますが… どうでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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