鬼滅の刃考察 時透無一郎と同等の才能が兄・有一郎にもあったのか?
霞柱・時透無一郎は初めて刀を握ってから二ヶ月で柱になった天才
鬼殺隊の柱たちの中でも最強は岩柱・悲鳴嶼行冥だったのでしょうが…
鬼殺隊の柱たちの中で最も天賦の才に恵まれていたのは(=天才だったのは)霞柱・時透無一郎なのではないかと思います。
なにしろ時透無一郎は、最年少で柱になったという実績がありますが… 柱になったのは、刀を初めて握ってからまだ二ヶ月しか経っていない時のことだったわけですからね!
時透無一郎にソックリな双子だった時透有一郎
時透無一郎は、双子でしたが… 双子の兄=有一郎は鬼によって命を奪われています。
双子には、二人がほぼ100%同じ遺伝子を持っている一卵性双生児と二人の持つ遺伝子がかなり異なっている二卵性双生児があります。
二卵性双生児が、それぞれ別の卵子に別の精子が受精しているのに対し、一卵性双生児は、一つの卵子に一つの精子が受精した後、その受精卵が二つに分かれたものなので…
一卵性双生児は二人の遺伝子的がほぼ100%同じになり、なおかつ性別も血液型も同じになります。
それに対して二卵性双生児は、別々に生まれた「きょうだい」と同程度にしか遺伝子は共通しておらず、性別や血液型も違っている場合があります。
時透無一郎と兄・時透有一郎は、見た目的にソックリでしたし、当然のことながら二人とも男性でしたから、おそらく一卵性双生児だったのではないかと思います。
もしも、そのとおりで時透有一郎・無一郎が一卵性双生児であった場合には、兄・有一郎は遺伝子的には弟・無一郎とほぼ100%同じであったということになります。
では… 遺伝子的には、弟・時透無一郎とほぼ100%同じだった可能性が高い兄・時透有一郎は…
弟・有一郎と同等の鬼狩りの剣士としての天才的な才能を持っていたのでしょうか?
それとも… 時透有一郎は、弟・無一郎と同等の鬼狩りの剣士としての天才的な才能は持っていなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
時透有一郎は弟・時透無一郎と同等の剣士としての才能があった?なかった?
時透有一郎は弟・時透無一郎に対しネガティブなことばかり言っていたが…
時透有一郎は、弟・無一郎に対してネガティブなことばかりをいつも言っていたようでしたね!
そして、先祖が凄い剣士だったということを産屋敷あまねに聞かされて弟・時透無一郎が鬼狩りの剣士になることに前向きになっていた時も時透有一郎は
「お前に何ができるって言うんだよ」
「人を助けるなんてことはな 選ばれた人間にしかできないんだ 先祖が剣士だったからって子供の俺たちに何ができる?」
「結局はあの女に利用されるだけだ!! 何か企んでるに決まってる」
などなどとネガティブなことばかり言っていましたが…
それは、善良に生きていた父と母を立て続けに失ったことによって時透有一郎が、どんなに善良に生きても神や仏が守ってくれるわけではないから…
それならば弟・無一郎を自分が守っていくしかないと思っていたためでした。(鬼滅の刃14巻 第118話~第119話)
時透無一郎が、いくら遺伝子的には天才・時透無一郎とほぼ100%同じであっても、あまりにも考え方がネガティブになってしまっていては…
そのネガティブな思考態度が本来持っているはずの剣士としての天才的な才能を発揮させなくなってしまった可能性もあったのではないかと思います。
ですが… 弟・時透無一郎を守るために頑なにネガティブな考え方をするのを辞めることができていたら…
遺伝子的には、天才・時透無一郎と全く同じで身体能力などが時透無一郎に劣っていたとは思えない時透有一郎ならば…
時透無一郎と同等の鬼狩りの剣士としての才能を発揮できたのではないでしょうかね?
時透有一郎には弟・時透無一郎と同等の剣士としての才能があった!?
もちろん剣士としての才能を持ちあわせていなかったら、ありもしない才能を発揮などできるわけはありませんが…
時透無一郎と同等の才能を双子の兄・時透有一郎も持っていた可能性が高いのではないでしょうかね!?
産屋敷あまねが、時透有一郎・無一郎の兄弟のことを「一番最初の呼吸を使った剣士の子孫」と言っていたようですが…(鬼滅の刃14巻 第118話)
黒死牟が、時透無一郎と無限城で対峙した時に
「お前は… 私が継国家に残して来た… 子供の末裔… つまりは… 私の子孫だ…」
と言っていましたから(鬼滅の刃19巻 第165話)おそらく時透有一郎・無一郎は、黒死牟の言うとおりに彼の子孫だったのではないでしょうかね!?
黒死牟と最初の呼吸(日の呼吸)の剣士・継国縁壱は双子の兄弟でしたから、黒死牟の子孫は、遺伝子的にはほぼ継国縁壱の子孫のようなものですからね!
時透無一郎が剣士として天才的な才能に恵まれていたのは、その血筋によるところがやはり大きかったでしょうから…
もしも時透有一郎も鬼狩りの剣士となっていたら、やはり弟・時透無一郎と同等の才能を発揮し、無一郎に匹敵する天才剣士になれた可能性が高かったのではないでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。