鬼滅の刃考察 藤襲山に藤の花が一年中咲いているのはなぜなのか?
藤の花が一年中咲いている藤襲山
鬼殺隊の最終選別が行われる藤襲山(ふじかさねやま)には鬼殺隊の隊士たちが生け捕りにした鬼が閉じ込められていました。
閉じ込められた鬼たちが外に出られないのは、藤襲山には山の麓から中腹にかけて鬼が嫌う藤の花が一年中咲いているためでしたが…(鬼滅の刃1巻 第6話)
なぜ藤襲山には藤の花が一年中咲いていたのでしょうか?
今回は、そのことについて考えていってみたいと思います。
藤の花が咲くのは通常は五月頃
ご存知の方が多いだろうと思いますが、藤の花の花期(花が咲く時期)は5月頃です。
炭治郎は、そのことを知っていたために最終選別に挑むために藤襲山を訪れた時に咲き乱れている藤の花を見て
「すごい… 藤の花が… 咲く季節じゃないのに」
と言っていたのでしょう。(鬼滅びの刃1巻 第6話)
なお、藤の花と同属で混同されることもあるヤマフジの花期は4~5月頃で、藤の花と同様、一年中ずっと咲いているなどということは通常はありません。
藤の花が藤襲山では一年中咲いていたのはなぜか?
藤の花を一年中咲くよう品種改良したのか?
藤襲山に藤の花が一年中咲いていた理由として、まず真っ先に考えられるのは、鬼が嫌う藤の花を品種改良し、一年中咲くようにしたということでしょうか?
鬼を閉じ込めておくために必要となる藤の花は、花期が5月頃に限られるため、それでは困るので一年中どの季節でも花を咲かせ続けるように品種改良に挑み…
それに成功し、一年中、季節とは無関係に咲き続けるようになった藤の花が藤襲山を覆っていたのかもしれません。
産屋敷の財力をもってすれば、そんなことも可能だったのではないかと思えてきます。
藤襲山には藤の花が元々一年中咲き続けていたのか?
藤襲山には、花期が限られる通常の藤の花とは違い、一年中花が咲き続ける藤の花が元々昔咲いていたのかもしれません。
そして… 鬼が嫌う藤の花が、藤襲山の麓から中腹まで一年中咲き続けていることを知った産屋敷家の当主が…
藤襲山を買い取り、私有地とし、生け捕りにした鬼を閉じ込めておくことにしたのかもしれませんね。
最終選別に立ち会った産屋敷輝利哉と産屋敷かなたが、選別に挑む者たちに藤襲山と藤の花について説明していた際に藤の花が「狂い咲いてる」と言っていたことからすると…
産屋敷の財力で一年中咲く藤の花を作り出した可能性よりは、藤襲山には元々藤の花が一年中咲いていたという可能性の方が高いようにも感じられます。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。