スパイファミリー考察 ユーリはシスコンになぜなってしまったのか?
ユーリの凄まじいまでのシスコンぶり
ヨルの弟=ユーリのシスコンぶりには凄まじいものがありますよね!
ユーリはロイドと結婚したヨルの家を初めて訪れた際には、ヨルの夫となったロイドへの嫉妬からロイド対して失礼な態度をとりまくった末に最後にはロイドに
「次こそはキサマが姉さんをたぶらかしているという証拠を見つけてやるからな!!」
「いいかロイド・フォージャー!」
「少しでも姉さんを泣かすようなマネをしたら このボクがキサマを処… えっと… アレだ…つまり…」
「とにかく覚えてろぉー!!」
などと姉の夫になった者に対するものとは思えない失礼なことを言って(しかも「このボクがキサマを処刑してやる」とまでウッカリ言いかけて)去っていきました。(スパイファミリー3巻 MISSION:13)
そして、その後もたびたび… というか、ほぼ登場するたびにユーリは、凄まじいシスコンぶりを見せてくれていますね!
ユーリはシスコンでもヨルはブラコンではない
姉と弟で弟の方がシスコンになっている場合、姉の方もブラコンになっている場合が多いようです。
ですが、ユーリは、完全に姉ヨルに恋をしてしまっているようですが… ヨルの方はユーリのことを可愛い弟だとは思っていても弟ユーリに恋をしている感じではないですよね!
では、なぜヨルは、弟ユーリのことを普通に姉として愛しているだけなのにも拘わらず、ユーリの方は、姉ヨルに恋してしまったのでしょうか?
その原因について考えていってみたいと思います。
ユーリはなぜシスコンに? ヨルはブラコンにならなかったのに…
ヨルがブラコンにならなかった理由
ヨルがブラコンにならなかったのは、ヨルにとって弟であるユーリは、守るべき対象であり…
両親を亡くした後、ヨルは、保護者=母親代わりとして弟であるユーリに接してきたはずです。
ですから、ヨルは、弟であるユーリのことを半分、自分が育てた子供のように思っているのではないかと思います。
そのとおりだとすれば、ヨルがユーリに対して恋愛感情を抱かないのは当たり前のことで…
ヨルはユーリのことを異性として意識したことがなくても当然でしょう。
ユーリのシスコンにはマザコン的な要素が多分に含まれている!?
多くの男性にとって生涯を通じて最も愛情を抱く女性が母親であるという説があります。
気持ち悪いと感じてしまいますが… マザコン男が数多く存在している以上、この説は間違っていないのかもしれませんね!?
で… ユーリにとってヨルは、姉であると同時に母親のような存在(母親代わり)でもあったわけですから…
ユーリのシスコンには、マザコン的な要素が含まれているのかもしれませんね!?
ユーリが、ヨルに折られたアバラに疼きを感じながらも、自分を包み込んでくれたヨルの愛を思い出し、全身を痺れさせていたのは…(スパイファミリー2巻 MISSION:11)
ユーリにとってのヨルは、姉であり、憧れの女性であると同時に大きな愛で自分を包んでくれる母のような存在でもあったためなのではないかとも考えられます!
やはりユーリのシスコンにはマザコン的な要素が多分に含まれているのではないでしょうかね?
弟ユーリよりも姉ヨルの方が当然、発育は早かったはずだから…
同い年の男の子と女の子でも一般的に女の子の方が発育が早いくらいですから…
当然のことながら姉であるヨルは、弟であるユーリよりも当然発育が早かったはずですね!
そのためヨルの方は弟ユーリに男性を感じることがなかったかもしれませんが…
ユーリの方は姉ヨルに女性を感じまくってきたのではないでしょうかね?
そうだとすれば、ヨルがシスコンになったのは必然であり当然でもあったように思えますね!
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~10巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。