スパイファミリー86話感想&考察PART1 ウィーラー撃破後の黄昏と夜帷
ウィーラーは黄昏が遅れを取るような相手ではなかった!?
ウィーラーを撃破した夜帷が
「それにしても先輩が この程度のやつに遅れを取るなんて」
と言っていましたから、ウィンストン・ウィーラーは、本来ならば黄昏が遅れを取るような相手ではなかったようですね。
黄昏が、その後
「言いたいことはわかるよ… 以前言われたようにオレは腑抜けているのかもしれない」
と言っていましたから、黄昏自身も本来なら遅れを取るはずがなかった相手に後れを取ってしまうほど自分が腑抜けてしまったと自覚しているのでしょう。
黄昏が腑抜けてしまった原因
では、黄昏が腑抜けてしまったのは、いったいなぜなのかというと…
それは、オペレーション〈梟〉(ストリクス)を遂行するためにロイド・フォージャーとしての日々を送っているためということになるのでしょうね!?
ロイド・フォージャーとしてヨルやアーニャの家族としての日々を送るうちに知らず知らずのうちに腑抜けてしまっていたところが黄昏の中にあったため…
本来なら遅れを取るはずがなかった相手=ウィンストン・ウィーラーに遅れを取るようなことになってしまった……そういうことなのだと思います。
ユーリにトドメを刺さなかった本当の理由は?
黄昏の腕の銃創が、ユーリによって負わされたものだと知った夜帷に「…彼にはトドメを?」と訊かれると、黄昏は
「ヨルさんの結婚の条件が“弟を安心させるため”なんだ」
「弟を失ったら その意義もなくなり〈梟〉(ストリクス)も頓挫してしまうだろ」
と黄昏は応えていましたが…
本当に黄昏が、オペレーション〈梟〉が頓挫させないためにユーリにトドメを刺さなかったのかというと… かなり怪しいですよね?
本当は、オペレーション〈梟〉を頓挫させたくないからではなく、ヨルを悲しませたくないから、ユーリにトドメを刺すことが黄昏にはできなかったのではないでしょうかね?
スパイファミリー86話感想&考察PART2 ユーリが侮れなくなってきた!
ユーリが侮れないのか? 黄昏が腑抜けてしまったのか?
ロイドの右腕の動きに違和感を感じたユーリが、黄昏が負った傷をユーリが負っているのではないかと思い、それを確認しようとしましたが…
ロイドが、傷を隠す偽装を右腕に施しておいたためにロイドが黄昏である事をユーリに見抜かれるのは、なんとか防ぐことができました!
ロイドは、一度は「あいつも侮れん…」と思っていましたが、その後、心の声で
「いや違うぞ黄昏 言ったそばから なんてザマだ ほんの少しでも疑念を抱かれた時点でスパイの負けなんだ」
「しっかりしろ…!!」
と言っていました。
ロイドに隙があった事は確かなんでしょうが、ユーリが侮れなくなってきている事も間違いないですよね?
ユーリが侮れなくなってきたとなりますと… 今後、ロイドは、ユーリがフォージャー家にやって来た時に常に神経をピリピリさせておかないといけなくなってしまいましたね!
ロイド、何度も動けなくなってしまう!
ロイドとして家に帰ってから、黄昏は、何度も動けなくなってしまっていましたね!
ヨルの謎の生態を解明しなければならないと思ってフォージャー家に帰宅し、穏やかな様子のヨルを見て急に力が入らなくなり…
ヨルが、ロイドに対して不満を抱いていたのが、普通を演じるためだったとして、何をする気力も思考する気力も起きなくなってしまい…
焦げた匂いによって緊張感を高めたら、その原因は、ヨルがアイロンがけをしようとして、ワイシャツを焦がしてしまったためだとわかり、バターンと倒れてしまいました!
朝からいきなりヨルに「すべてが不満です…!!」「この生活のすべてが不満なのです!!」と言われて始まり…(スパイファミリー MISSION:80)
ウィンストン・ウィーラーに西国(ウェスタリス)の機密情報を東国(オスタニア)に渡されてしまうのを阻止した一日は…
西国一のスパイ黄昏=ロイドの気力も体力もそれだけ消耗させるヘビーな一日だったのでしょう!
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~11巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。