呪術廻戦考察 「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と五条悟は宿儺に言い返したかった?
宿儺が五条悟に対し「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言っていたが…
五条悟が、自らの術式で脳を破壊してから反転術式で治癒することによって焼け切れた術式をリセットするという無茶を繰り返してきた事によって脳にダメージを受け、領域展開ができなくなった時に宿儺が
「じゃあな最強 俺がいない時代に生まれただけの凡夫」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第230話)
五条悟は五条悟で、同じように宿儺に対して「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と実は言い返したかったのではないでしょうかね?
五条悟も宿儺を見下したことを言っていた!
宿儺に見下され、「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言われてしまった五条悟ですが…
五条悟の方も実は宿儺のことを見下したことを言っていたんですよね!
獄門彊への封印から解放された五条悟は、すぐに羂索のところへ向かい、夏油傑の肉体を弔うために羂索の命を奪おうとしましたが、それを宿儺に阻まれると
「悠仁から逃げた奴が尻捲ってみっともねえなあ!! 間抜け!!」
と言っていました。(呪術廻戦 第221話)
そして、五条悟は、伊知地潔高と庵歌姫のアシストを受けた五条悟が、200%の虚式「茈」(むらさき)によって、宿儺との最強対決で先手を取った時には
「勘違いしてるみたいだから言っとくけど そっちが挑戦者(チャレンジャー)だから」
と宿儺に対して言っています。(呪術廻戦 第223話)
ですから、「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と宿儺から言われてしまった五条悟ですが…
五条悟の方も宿儺のことを見下すようなことを言っていたというわけです!
五条悟は「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と宿儺に言い返したかった? それとも…
五条悟は宿儺に「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言い返したかった!?
五条悟は、虎杖悠仁が「宿儺の器」になったばかりの頃に宿儺のことを
「呪術全盛の時代 術師が総力をあげて彼に挑み敗れた 宿儺の名を冠し死後呪物として時代を渡る死蝋さえ僕らは消し去ることができなかった」
「紛うことなき呪いの王だ」
と説明した後、虎杖悠仁から「先生とどっちが強い?」と訊かれると
「うーん そうだね 力を全て取り戻した宿儺なら ちょっとしんどいかな」
と言っていましたが、虎杖悠仁から「負けちゃう?」と訊かれると
「勝つさ」
と言いきっていました。(呪術廻戦1巻 第3話)
そして、五条悟は、実際に宿儺と戦い始めてからは
「ああ……… 良かったよ……… 術式の性能では 僕の方が圧倒的に上だ」
と言っていました。(呪術廻戦 第226話)
そして… 伏黒恵の体を乗っ取ったことによって魔虚羅(まこら)を呼び出せるようになっていなければ、宿儺が「無量空処」を攻略する事はできなかったはずだとも五条悟は思っていたのではないでしょうか?
ですから… 宿儺に「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言われた時に五条悟が、同じ事を宿儺に言い返してやりたいと思っていたという事は、十分に考えられる事だと思います!
五条悟は宿儺に「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言い返したくはなかった!?
ですが… 五条悟については、現代最強であるがゆえに自信満々であり、他者を見下しているとしか思えないような描写もたくさん見受けられますが…
その一方で五条悟は、他者の優秀さを認め、高く評価をしてもいます。
秤金次と乙骨憂太のことを「僕に並ぶ術師になる」と言い、さらに心の声で「悠仁もその一人だった…!!」と言っていたことがありましたから(呪術廻戦2巻 第11話)間違いありません。
そんな他者の優秀さを認める一面も持っている五条悟ですから、宿儺のことを見下したような事、挑発するような事を言っていながらも、実際に戦ってみて宿儺の強者ぶりを実感したこともあって…
宿儺に「俺がいない時代に生まれただけの凡夫」と言われても同じ事を宿儺に言い返そうとは思っていなかったかもしれません!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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