呪術廻戦考察 五条悟と宿儺 本当の史上最強の術師はどっちなのか?
五条悟と宿儺の最強対決がいよいよ佳境に入ってきたようだが…
「呪術廻戦」第223話から始まった現代最強の術師・五条悟と史上最強の術師・宿儺の最強対決は、いよいよ佳境に入ってきたようですね!
相討ち、引き分けといったかたちで決着がつくことにならない限り、最強対決の勝者は五条悟か宿儺のどちらかという事になるのでしょう。
ですが… スポーツの試合などでは、必ずしもより強い者が勝者になるとは限りませんが、それと同じで最強対決の勝者が敗者よりも強かったという事にはならないのではないでしょうかね?
つまり… 最強対決の勝者が、真の最強ということにはならないのではないかという事です!
言葉どおりに考えれば現代最強の術師・五条悟よりも史上最強の術師・宿儺の方が強い!
言葉どおりに素直に考えた場合には、現代最強の術師・五条悟よりも史上最強の術師・宿儺の方が、より強いということになりますよね!
「現代最強の術師」という肩書き(?)どおりなら、五条悟は、現代の中では最強の術師ということになりますが…
「史上最強の術師」という肩書き(?)どおりなら、宿儺は、現代も含めた歴史上の中で最強の術師ということになりますからね!
ですが、はたして、それは本当なのでしょうか?
五条悟と宿儺が直接戦っているところを見ていると、真の「史上最強の術師」は宿儺ではなく…
五条悟は「現代最強の術師」であるだけではなく、実は「史上最強の術師」でもあるのではないかとも思えてきます!
はたして、本当の「史上最強の術師」は、やっぱり宿儺なのでしょうか?
それとも、五条悟なのでしょうか?
じっくりと考えていってみたいと思います!
本当に史上最強の術師なのは五条悟? 宿儺? はたしてどっち?
本当の史上最強の術師は五条悟!?
実は五条悟の方が宿儺よりも強く、真の「史上最強の術師」は五条悟なのではないかと考えたくなる描写が、新宿を舞台にした最強対決が始まってから、いくつかありました。
それを挙げていってみますと
■伏黒恵の顔のままでいる宿儺に対し、五条悟が「なんでその面(つら)のままなんだよ 僕に手加減してほしかったんだろ?」と言っていたが(呪術廻戦 第224話)宿儺に五条悟よりも強いという自信があれば、伏黒恵の顔のままでいる必要は確かになかった。
■五条悟が、術式の性能では自分の方が宿儺よりも圧倒的に上だと思っていた。(呪術廻戦 第226話)
■宿儺、魔虚羅、顎吐(あぎと)対五条悟という3対1で戦っても結局、その間に五条悟を倒す事が宿儺にはできなかった。(呪術廻戦 第233話~第235話)
などなどといったところになります。
また… もしも宿儺が伏黒恵の肉体を乗っ取って、十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)によって魔虚羅を呼び出せるようになっていなかったとしたら…
既に五条悟は、宿儺を倒してしまっていたのではないかとも思えます。
史上最強の術師はやはり宿儺!?
乙骨憂太が、五条悟の加勢に向かおうとすると、冥冥と秤金次が
冥冥:「宿儺と五条君じゃ勝利条件が違うんだよ 五条君は宿儺にさえ勝てばいいんだ 羂索は我々が束になればなんとかなるかもしれないからね だが宿儺は違う 五条君に勝っても その後 間を空けずに私達と戦わなきゃならない」
秤:「絶対に温存してる切り札がある 俺達が出ればそれを切ってくるかもしれない」
と言っていました。(「呪術廻戦」第234話)
おそらく冥冥や秤金次が言っている事は正しく、宿儺は、切り札を温存したまま、ここまで五条悟と戦ってきたのでしょう。
ということは… 五条悟だけを倒せばいいという状態で、切り札を温存することなく戦っていたとしたら…
もしかしたら、宿儺は、もう既に五条悟を倒していたかもしれませんね?
そう考えますと… 史上最強の術師は、やはり宿儺なのではないかと思えてきます!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。