呪術廻戦考察 本来の姿に戻った宿儺から伏黒恵を剥がせるのか?
受肉による変身を再開し、本来の姿に戻ってしまった宿儺
宿儺は受肉による変身を中断し、伏黒恵の姿を保っていましたが、鹿紫雲一との戦いで損傷した肉体を修復させるために受肉による変身を再開し、本来の姿に戻りました。(呪術廻戦 第237話)
では… 受肉による変身を終え、本来の姿に戻ってしまった宿儺を受肉されてしまった伏黒恵から引き剥がすことはできるのでしょうか?
それとも… 宿儺が受肉による変身を終え、完全に本来の姿に戻ってしまった以上は、受肉されてしまった伏黒恵を宿儺から引き剥がすことはもうできないのでしょうか?
今回は、この事について考えていってみたいと思います!
受肉による変身を終え完全に本来の姿に戻った宿儺を伏黒恵から剥がせるのか?
宿儺は伏黒恵に強く根を下ろしてしまった!
宿儺が伏黒恵に受肉し、彼の肉体を乗っ取ってすぐに天使は
「こうなってはどうしようもない!!」
「奴だ!! 奴が堕天なんだ!!」
「堕天がより強く根を下ろす前に彼から剥がし消し去る!!」
「賭けるしかないんだ!! もう……!!」
と共生している来栖華に対し言って、直後に出力最大の「邪去侮の梯子」(やこぶのはしご)で堕天=宿儺と伏黒恵を引き剥がしにかかりました。
宿儺は伏黒恵の体から剥がされそうになったためか、かなり苦しんでいたようでしたが…
狡猾な宿儺が伏黒恵になりすまして来栖華を騙し、隙を突いて天使と来栖華に攻撃を繰り出したために天使は、宿儺を伏黒恵から剥がすことはできませんでした。(呪術廻戦24巻 第213話~第214話)
その後、宿儺は、伏黒恵の魂を深く沈めるための「浴」を行い…(呪術廻戦24巻 第216話)
伏黒恵の血の繋がらない姉・伏黒津美紀に受肉した万を倒すことによって伏黒津美紀の命を奪い、さらに深く伏黒恵の魂を沈め…(呪術廻戦 第219話)
受肉による変身を終え、本来の宿儺の姿に戻ってしまいました。(呪術廻戦 第237話)
ですから、現在(「呪術廻戦」第238話で鹿紫雲一との戦いを終えた時点)の宿儺は、天使が「邪去侮の梯子」によって宿儺を伏黒恵から剥がそうとした時よりも…
ずっと強く伏黒恵の肉体に根を下ろした状態になっている事は、もはや疑いようもありません。
伏黒恵の肉体に深く根を下ろした宿儺は「邪去侮の梯子」でも…
ですから、伏黒恵の肉体に受肉したばかりだった時の宿儺に対しては有効だった天使の「邪去侮の梯子」も…
本来の姿に戻ってしまった現在の宿儺に対しては、もはや有効ではないのかもしれませんね!?
もっとも… 来栖華はもう戦闘に参加できる状態ではないようですから(呪術廻戦 第220話)仮にまだ「邪去侮の梯子」が宿儺に対し有効であったとしても…
もう天使が宿儺と戦おうとする事はないでしょうが。
虎杖悠仁なら伏黒恵の肉体から自分の肉体に宿儺の魂を移せる!?
虎杖悠仁は、九十九由紀が遺した「魂の研究記録」を脹相から渡されていましたが…(呪術廻戦 第220話)
その後、虎杖悠仁の魂が日下部篤也の肉体に入り、逆に日下部篤也の肉体は虎杖悠仁の肉体に入っていた事があったようですから…(呪術廻戦 第222話)
もしかしたら虎杖悠仁は、肉体から肉体へ魂を移動させる事ができるようになったのかもしれません!?
ただ、仮にそうであったとしても宿儺の魂をしっかりと根を下ろしてしまった伏黒恵の肉体から移すことは容易ではないだろうとは思いますが…
伏黒恵を宿儺から剥がせる可能性があるとしたら、肉体から肉体へ魂を移動させる事ができるようになっていた場合の虎杖悠仁しかないのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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