呪術廻戦考察 宿儺に虎杖悠仁のパンチが効いていたのはなぜだったのか?
虎杖悠仁のパンチを受けて驚いていた宿儺
週刊少年ジャンプ2024年1号に掲載された「呪術廻戦」第244話「人外魔境新宿決戦⑯」では虎杖悠仁が繰り出したパンチを受けて宿儺が驚いていたようでしたね!
宿儺は四つある腕のうちの三つで虎杖悠仁が繰り出したパンチをガードしていましたが…
それでも思っていなかったような衝撃を感じたようで「今のは-??」と心の声で言っていました!
ですから、宿儺には、なぜ予想外の衝撃を虎杖悠仁のパンチによって受けたのかがわからなかったのでしょう。
宿儺を驚かせていたのは逕庭拳ではない!?
虎杖悠仁が繰り出したパンチを受けてからしばらくしてから宿儺の体がグラァと揺れていたように見えましたから…
虎杖悠仁が宿儺に対して繰り出していたパンチは逕庭拳(けんていけん)だったのではないかと考えたくなるところですよね!
逕庭拳は高速の打撃の後に時間差で呪力がぶつかる二段攻撃ですから…
宿儺の体がパンチを受けてからしばらくしてからグラァと揺れていたのは、時間差で呪力が衝撃を与えたためだったのではないかと思えますからね!
ですが… 虎杖悠仁が逕庭拳を使うようになったのは、宿儺が彼に受肉していた時ですから、当然、宿儺は虎杖悠仁が逕庭拳を使えることを知っています。
ですから、もしも虎杖悠仁が宿儺に対して繰り出していたのが逕庭拳だったとしたら…
宿儺が、その予想外の威力に驚き、「今のは-??」と心の声で言うような事はなかったように思えるんですよね!
では… ここまでの推察どおりに逕庭拳ではなかったのだとしたら、虎杖悠仁の繰り出したパンチが、宿儺に効いていたのはなぜだったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
宿儺に虎杖悠仁のパンチが効いていた理由は?
虎杖悠仁のパンチが宿儺に効いていたのは魂の研究記録が活かされていたから!?
九十九由基は、羂索と戦う前に魂の研究記録を脹相に託していたようですが…
脹相は、この九十九から託された魂の研究記録を虎杖悠仁に渡していました。(呪術廻戦 第220話)
虎杖悠仁が、九十九が遺した魂の研究記録を手に入れた事が、今後の「呪術廻戦」の物語の中で意味を持ってこないという事は絶対に考えられないでしょう!
ですから… 宿儺に予想できなかったような衝撃を与えるような威力を虎杖悠仁が繰り出したパンチが持っていたのは…
魂の研究記録を読んだ事によって虎杖悠仁が得た魂についての新たな知識が活かされていたためだったのかもしれませんね!
虎杖悠仁が九十九の遺した魂の研究記録を脹相から渡されたのは、彼の肉体から宿儺が離れた後でしたから…
宿儺は、魂の研究記録を読んだことによって虎杖悠仁が何を知り、どんな力を得たかは全く知らないわけですしね。
虎杖悠仁のパンチが宿儺に効いていたのは呪胎九相図を食べていたから!?
脹相が九十九に託された魂の研究記録を虎杖悠仁に渡した際に二人は
虎杖:「ありがとう」
脹相:「いいんだ」
虎杖:「違う… 兄弟たちのこと」
脹相:「いい オマエの中で生きられるのなら それで」
といったヤリトリをしていました。
そして、その前に虎杖悠仁は、宿儺についての話を甘井凛としていた際に
「アイツを殺すためなら なんでも喰ってやる」
と言っていましたから…(呪術廻戦 第220話)
虎杖悠仁は、宿儺を倒すための力を得るために呪胎九相図を食べたのではないかと思われます。
ですから… 虎杖悠仁のパンチが宿儺に効いていたのは、呪胎九相図を食べたことによって彼が新たな力を得ていたためなのかもしれませんね?
虎杖悠仁のパンチが宿儺に効いていたのは「黒閃」になっていたから!?
打撃との誤差0.000001秒差以内に呪力が衝突した際には、空間に歪みが生じ、通常の2.5乗の威力となり、これを「黒閃」と呼びますが…(呪術廻戦6巻 第48話)
虎杖悠仁のパンチが、宿儺を驚かせるほどの威力となっていたのは、黒閃となっていたためだったのかもしれませんね?
ただ… 宿儺が受肉していた時にも虎杖悠仁が、黒閃を決めた事はあるわけですから… 黒閃によってパンチの威力が増していたとしても…
それだけでは宿儺は驚かなかったのではないかとも考えられますが!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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