全盛期の雷禅と本当の力を出した軀 最強はどっち? 幽☆遊☆白書考察.
魔界の三大妖怪=雷禅・黄泉・軀の力は拮抗していたが…
魔界の三大妖怪=雷禅、黄泉、軀の力は非常に拮抗していました。
ですが… 雷禅の大昔のケンカ友達=煙鬼は、雷禅が亡くなった後で雷禅のことを
「ワシらも強かったが あいつはもっともっと強くてのー 今の軀や黄泉なんぞ当時の雷禅見てたら小便ちびってるよ」
と言っていました。(幽☆遊☆白書18巻 来訪者たち)
人間を食べることをやめて700年近くが経ち、衰弱のために命が終わりかけていた雷禅でさえ黄泉、軀と強さが拮抗していたのですから…
実際、全盛期の強さは、黄泉や軀を圧倒するものだったのかもしれません。
雷禅のケンカ友達たちの強さは黄泉と互角以上だった!
雷禅亡き後、雷禅の息子(魔族大隔世により雷禅の遺伝情報を受け継いだ)幽助の発案で開催されることになった魔界統一トーナメントに参加することにした雷禅のケンカ友達たちが
「久々に全妖力出してみるか」
「せーの は!!!!」
と言って妖力を解放させると、それを感じとった黄泉が
「バ… バカな この妖力!! 一人一人がオレと互角いや…… それ以上」
と言っていましたから…(幽☆遊☆白書18巻 来訪者たち)
このケンカ友達たち以上に強かったという全盛期の雷禅の強さが、黄泉を圧倒していたことは、どうやら間違いなさそうです。
本当の力を出した時の軀もまた強い
軀の強さは精神状態によって大きく変わる
では… 全盛期の雷禅の強さが黄泉だけではなく、軀をも圧倒していたのかというと…
それは、わかりません。
魔界統一トーナメントで軀は、準々決勝で煙鬼に敗れ、結局、その煙鬼がトーナメント優勝者となりましたが…(幽☆遊☆白書19巻 宴のあと)
自らも魔界統一トーナメントに参加し、蔵馬に敗れていた軀の部下=時雨は
「だが拙者 少々解せん たしかに煙鬼も強かったが軀様が本気を出せば倒せない相手ではなかったはずだ」
と言っています。
すると、飛影がなる以前の軀の筆頭戦士だった奇淋は、その時雨の言葉を受けて
「いや… あの時はあれが軀様の全力だったのさ」
「あの方の強さは精神状態に大きく左右される あんな和やかな大会では最高時の半分くらいの力がせきの山だろう」
と言っていました。(幽☆遊☆白書 19巻 SPECIAL DAY)
ですから、魔界統一トーナメントでは、雷禅の大昔のケンカ友達の一人=煙鬼に敗れた軀ですが…
本当の力を発揮した時の軀ならば、煙鬼よりももっともっと強かったという全盛期の雷禅と戦っていても負けなかった可能性があるかもしれないと思うのです。
・飛影の見立てが確かなら本当の力を発揮した軀の強さは雷禅のケンカ友達以上
軀の触れてほしくはない過去のことに触れ、軀の本当の力を引き出し、吹き飛ばされた後で飛影は
「大会で この力を出せば楽に優勝してただろうにな」
と言っています。(幽☆遊☆白書 19巻 SPECIAL DAY)
大会=魔界統一トーナメントには、軀に勝った煙鬼以外にも雷禅のケンカ友達たちが多数参加していましたから…
飛影の見立てが、もしも正しければ、軀が、もしも本当の力を発揮していれば、雷禅のケンカ友達たちの誰であっても楽に倒せていたということになりますね!
もっとも… 飛影の見立てが正しかったとしても、全盛期の雷禅の強さは、雷禅のケンカ友達たちよりももっともっと強かったといいますから…
軀が本当の力を出していたとしても全盛期の雷禅に勝つことはできなかったかもしれませんけれどもね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
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