痣の者が一人現れると周りの者に共鳴するのはなぜ? 鬼滅の刃考察
痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる
産屋敷あまねは柱の者たちに
「戦国の時代 鬼舞辻無惨を あと一歩というところまで追い詰めた始まりの呼吸の剣士たち 彼らは全員に鬼の紋様と似た痣が発現していたそうです」
と語った後、痣についての伝承には曖昧な部分が多いことを説明した上で
「ただ一つはっきりと記し残されていた言葉があります “痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる”」
と語っていました。
その文言は、始まりの呼吸の剣士の一人の手記に記されていたようです。(鬼滅の刃15巻 第128話)
実際に痣は共鳴するように次々に発現した
で… 産屋敷あまねが語っていたとおりに(始まりの呼吸の剣士の一人の手記に記されていたとおりに)痣は次々に柱たちに発現していきました。
柱たちが次々に痣の者となったからこそ… 痣を発現させるほどの境地に達したからこそ鬼殺隊の者たちは、最終決戦で鬼舞辻無惨や上弦の鬼たちを倒すことができたわけですが…
本当に共鳴しているかのように次々と柱の者たちに痣が発現していったのは、いったいなぜだったのでしょうか?
一人現れると共鳴するように次々と痣の者が現れるのはなぜなのか?
痣を発現させる条件がわかってくるためか?
柱たちの中では甘露寺蜜璃とともに最初に痣を発現させた時透無一郎は、痣を発現させた時の自分の状態を冷静に分析し
■心拍数が二百を超えること
■体温が三十九度以上になること
が痣を発現させるための条件になると推察していました。(鬼滅の刃15巻 第129話)
仮に時透無一郎からこのことを聞かされていなかったとしても、最終決戦で文字どおり死力を尽くしたいた柱たちは痣を発現させていたのかもしれませんが…
痣を発現させるための条件を知ることができていたからこそ実際に痣を発現させられた者もいたかもしれません。
したがって… 痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が現れるのは、最初に痣を発現させた者によって痣の発現条件が明かされるためだったとも考えられそうです。
もしも、そのとおりだった場合、最初に痣を発現させた者が、甘露寺蜜璃のように痣が発現した時の自分の状態を冷静に分析する能力を持たない者だけだった場合…
共鳴するように他の者たちも痣を発現させるようにはならないということになりますね。
痣を発現させる者が出るのは事態がひっ迫している時だから!?
また、痣を発現させる者が出るのは、事態がひっ迫している時であり…
ひっ迫した事態に置かれた者たちが結果として、まるで共鳴しているかのように次々に痣を発現させていったということだったとも考えられそうですね。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。