鬼滅の刃考察 柱三人分の強さと言われる上弦の鬼を善逸が一人で倒した件
上弦の鬼の強さは少なくとも柱三人分に匹敵する!?
上弦の弐=童磨を倒すために自分の命を犠牲にする覚悟をしていた胡蝶しのぶは、栗花落カナヲに
「上弦の強さは少なくとも柱三人分に匹敵します」
と言っていました。(鬼滅の刃19巻 第162話)
もちろん上弦の鬼たちの強さがにもバラツキがありましたし、もちろん強さのバラツキは鬼殺隊の柱たちの方にもありましたので…
上弦の鬼たちの強さが少なくとも柱三人分に匹敵するというのは、あくまで大雑把な目安にすぎないでしょう。
ですが、上弦の鬼たちの強さが、柱であっても一対一で戦っても倒すのは非常に難しいものであったことは…
鬼殺隊の隊士たちと上弦の鬼たちとの戦いを見てきた者ならば誰しもが知っていることですよね。
上弦の鬼を善逸は一人で倒している
ところが… 意外なことに柱ではない善逸が、一対一で戦って上弦の鬼を倒しているんですよね。
もっとも上弦の鬼は上弦の鬼でも、善逸が倒したのは、上弦の中では末席の上弦の陸になりたての獪岳ではありましたが…。
上弦の鬼を一人で倒した善逸は実はメッチャ強い!?
上弦の陸だって十分に強い!?
善逸が倒した獪岳は、確かに上弦の鬼の中では末席といえる上弦の陸ではありました。
ですが、末席であれなんであれ上弦は上弦、上弦の陸を侮るわけにはいきません。
なぜならば、獪岳の前の上弦の陸であった堕姫・妓夫太郎は、音柱・宇髄天元、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助が力を合わせ、やっと倒したものの…
この戦いで天元は、左目と左手を失い、柱からの引退を余儀なくされました。
ですから… その強さが柱三人分に匹敵するものだったかどうかはともかくとしても、上弦の陸だった堕姫・妓夫太郎の強さが、相当にハイレベルなものであったことは確かです。
まあ… だからといって、そのことが、後任の上弦の陸・獪岳の強さもハイレベルであったことの証拠にはなり得ませんけれどもね。
陸とはいえ、なりたてとはいえ上弦の鬼を一人で倒した善逸は強い!?
上弦とはいえ陸であり、上弦になりたてだった獪岳の強さは、確かに他の上弦の鬼たちよりは見劣りするものだったかもしれません。
ですが… それでも上弦の座を鬼舞辻無惨に与えられたことは確かなわけですから、獪岳の強さもかなりハイレベルなものではあったに違いありません。
ですから、その獪岳を一人で倒した善逸の強さも、無限城での最終決戦の時には、かなりハイレベルなものになっていたことは確かだと思います。
善逸は獪岳と戦った時だけは特別な力が出せた
とはいえ… 善逸が、元兄弟子・獪岳との戦いだったからこそ特別な力を引き出せたことは間違いありません。
ですから、仮に善逸が、獪岳と同等レベルの強さで特に善逸との間に因縁などない鬼と一対一で戦っていたとしたら…
その鬼を善逸が倒せていたかどうかはわからないと思います。
善逸に獪岳以外の上弦の鬼は倒せなかった!?
獪岳との戦いで傷を負った善逸のことを治療しながら愈史郎は
「お前の戦ってた上限はまだ自分の術や能力を使い熟せてなかった 運のいいことだ 戦いが一年後だったら即死だったろうな」
と言っていました。(鬼滅の刃17巻 第146話)
愈死郎が言っていたことが的を射ていて、上弦の陸である獪岳でさえ一年後に自分の術や能力を使いこなせるようになっていたら善逸では勝ち目がなかったのだとしたら…
善逸には、他の上弦の鬼を一人で倒すことなどとてもできなかったということになると思いますが…
どうでしょうか?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。