鬼滅の刃考察 柱は不幸な者、悲惨な人生を歩んできた者ばかりだった
不幸な者、悲惨な人生を歩んだ者ばかりだった柱たち
鬼殺隊の柱は、不幸な者、悲惨な人生を歩んだ者ばかりでしたよね!?
彼らの不幸ぶり、悲惨さを振り返っていってみましょう。
冨岡義勇
翌日に祝言を挙げるはずだった姉が、冨岡を鬼から隠して守ったが、姉は鬼の犠牲になってしまった(鬼滅の刃15巻 第131話)
煉獄杏寿郎
鬼殺隊で柱になった父は、熱心に自分たちを育ててくれたが、突然、剣士を辞めてしまい…
自分が柱になった時も父は、そのことを喜んでさえくれなかった。(鬼滅の刃7巻 第55話)
宇髄天元
忍の家系に生まれ、一族が衰退していく焦りのため父から過酷な訓練を強いられ、九人いた姉弟のうち七人は十五までに亡くなり…
生き残った弟も父と同じような無機質な人間になってしまった。(鬼滅の刃10巻 第87話)
時透無一郎
十歳の時に両親を亡くし、十一歳の時に鬼の襲撃を受け、双子の兄・有一郎を亡くし(鬼滅の刃14巻 第118話)記憶障害を患うようになった。
甘露寺蜜璃
人並みはずれた筋力と食欲を持ち、変わった髪色をしていたために本当の自分を隠し、窮屈な思いをしながら生きるようにせざるを得なかった。(鬼滅の考察14巻 第123話)
伊黒小芭内
蛇鬼が人の命とともに奪った金品で生計を立てている一族に三百七十年ぶりに生まれた男だった伊黒小芭内は…
成長し、蛇女に食われる日を迎えるために生まれた時から座敷牢に監禁されていた。
蛇女は、自分と揃えると言って伊黒の口を斬り裂いてもいた。(鬼滅の刃22巻 第188話)
胡蝶しのぶ
鬼に襲われて両親を亡くし自分と同じような不幸な思いを他の人にさせないために姉と共に鬼殺隊に入ったが…(鬼滅の刃17巻 第143話)
その姉も鬼に襲われ絶命してしまった。(鬼滅の刃6巻 第50話)
不死川実弥
鬼となってしまった母を自らの手で滅し、懸命に守った弟・玄弥からは罵倒されてしまったという凄惨な過去を持つ。(鬼滅の刃13巻 第115話)
悲鳴嶼行冥
身寄りのない子供達を寺で育てていたが、言いつけを守らずに日が暮れても外にいて鬼と遭遇した子供が招き入れた鬼が七人の子供達の命を奪い…
最後の一人=紗代を守るために懸命に鬼と戦ったが、紗代の証言によって殺人の罪で投獄されてしまった。(鬼滅の刃16巻 第135話)
不幸な者、悲惨な人生を歩んだ者でなければ柱になれない!?
柱が不幸な者、悲惨な人生を歩んだ者ばかりなのは必然だった!?
柱となった者達が、これだけ不幸な者、悲惨な人生を歩んだ者ばかりだったとなりますと…
これは、たまたまとか偶然などでは、けっしてありませんよね!
不幸な体験をし、悲惨な人生を歩んだからこそ、彼らは、その不幸に屈せず、不幸をエネルギーに変え、柱となることができたのだろうと思います!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。