コエンマの赤ん坊のような姿と青年の姿についての推察 幽☆遊☆白書考察
コエンマの青年の姿は人間界ヴァージョン
今回はコエンマが赤ん坊のような姿と青年の姿の二つの姿を持っていることについて考えてみたいと思いますが…
青年の姿で初めて登場した時にその姿のことが「人間界ヴァージョン」と記されていましたので…(幽☆遊☆白書6巻 先鋒戦開始!!の巻)
青年の姿は、あくまで人間界ヴァージョンの仮の姿であって霊界の住人であるコエンマの本来の姿が、あの赤ん坊のような姿であることはおそらく間違いありません。
コエンマの年齢は700歳以上!?
本来の姿は霊界にいる時の赤ん坊のような姿と思われるコエンマですが、おそらくその年齢は700歳以上ではないかと推察されます。
その根拠は、14歳だった浦飯幽助が霊界にやって来た時に
「こーみえても貴様の五十倍は長く生きとるのだ 口のきき方に注意しろ」
と言っていた事です。(幽☆遊☆白書1巻 復活への試練!!の巻)
14の50倍は700になりますから、コエンマが幽助に嘘をついたり、ハッタリを言ったリしていたのでない限り、コエンマの年齢は700歳以上ということになりますね!
では… 700年以上も生きていながら、コエンマが赤ん坊のような姿をしているのは、いったいなぜなのでしょうか?
そして、なぜコエンマは人間界に現れる時には、いつも青年の姿になるのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
コエンマが700歳以上なのに赤ん坊の姿なのはなぜ?
700歳以上のコエンマが赤ん坊の姿をしているのは霊界の住人は成長が遅いため!?
コエンマが700年以上も生きていながら、赤ん坊のような姿をしている理由としてまず最初に思いつくのは…
霊界の住人の成長速度が人間界の住人に比べて極端に遅いからということですよね。
700年以上も生きていて、まだ赤ん坊のような姿をしているのでは、大人になるまでどれだけの時間がかかるのか気が遠くなってきますけれどもね。
コエンマの成長が遅いのは霊気をおしゃぶりに貯め続けていたため!?
霊界の住人たちの成長速度が、人間界の住人に比べて遅かったとしても… コエンマ以外の霊界の住人たちは、さすがに700年以上も生きてまだ赤ん坊の姿でいるという事はなく…
コエンマの成長は霊界の住人たちの中でも特別に遅いのかもしれません。
もしも、そうだとすれば、その理由として考えられそうなのが、コエンマが魔封環環を使うために自分の霊気をおしゃぶりに貯め続けていたことです。
魔封環は、霊界でも最大最強の防御系呪文で、長い年月をかけ、聖なる道具に貯めておいた霊気を使って結界を作り出します。(幽☆遊☆白書16巻 止められない!!の巻)
コエンマは、この魔封環を使うために自分の霊気をずっとおしゃぶりに貯め続けてきたようですから…
そのために身体の成長速度が極端に遅くなっていたという事は十分に考えられそうです。
人間界には青年の姿となって現れるコエンマ
コエンマが人間界には青年の姿で現れる理由
コエンマが人間界には青年の姿となって現れるのは、人間界に赤ん坊の姿で現れ、動き回っていたら目立って仕方がないからではないでしょうかね?
青年の姿でなら特に目立つことなく行動できるでしょうが、赤ん坊の姿では行動が非常に制限もされてしまうでしょうしね。
コエンマの青年の姿は人形のようなもの!?
人間界で行動していたぼたんが霊界に急行した時、人間界に残された魂の抜け殻のような肉体のことを幻海は「人形みたいなもんだ」と言っていました。(幽☆遊☆白書16巻 止められない!!の巻)
霊界の住人が人間界にやって来て、そこで生活している人間達の中に紛れて行動している時、彼らは人間界で活動するために用意した「人形みたいなもの」の中に入って活動しているのでしょう。
ですから、コエンマの青年の姿=人間界ヴァージョンもまた「人形のようなもの」なのだと思われます。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。