呪術廻戦考察 禪院真希は自分が命を奪った者が呪霊に転ずること想定して何ができた?
呪術以外で命を奪われた術師は呪霊に転ずる可能性がある!
「呪術廻戦」第192話は、呪術高専京都校の学長・楽巌寺嘉伸が、姉妹校交流会の際に加茂憲紀と
楽巌寺:「敵対術師に止めを刺す時 気をつけねばならんことは? 加茂」
加茂:「はい 死後呪いに転ずることを防ぐために呪術で殺します」
といったやりとりをしているところで始まりましたが…
気づいている方が多いだろうと思いますが、このやりとりは「呪術廻戦」第33話(4巻)で行われてたやりとりです。
そして、「呪術廻戦」第33話では楽巌寺が、この後さらに
「そうだ 他者の呪力でしっかり止めを刺せば何の問題もない」
と言っています。
ということは… 逆に言えば呪術(呪力)によって止めを刺されずに命を奪われた術師は呪霊に転ずる可能性があるということになりますね!
だからこそ、呪力を持たない禪院真希に敗れ、禪院真希の母親に包丁で刺されて止めを刺された禪院直哉は実際に呪霊に転じてしまったわけですが…
禪院直哉だけではなく、禪院真希によって命を奪われた他の禪院家の者達も皆、呪霊に転ずる可能性があるということになりますね!
禪院真希は「こうなることを想定しておくべきだった」と言っていたが…
禪院直哉が呪霊に転じたと知って禪院真希は
「呪力のない私が拳で殺したんだ こうなることを想定しておくべきだった……!! ツメが甘かったな」
と言っていましたが…(呪術廻戦 第192話)
禪院真希は呪力のない自分が拳で命を奪った者が呪霊に転ずることを想定しておいたとして、いったい何ができたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
禪院真希は自分が命を奪った者が呪霊に転ずることを想定して何ができた?
呪力のある者と組んで戦い、止めを刺すのを任せれば呪霊に転ずるのは防げたが…
呪力・術式のない禪院真希が戦い、命を奪った術師が呪霊に転ずるのを防ごうと思ったら…
一人で戦うのはやめて呪力・術式を持つ誰かと組んで戦い、止めを刺す役割は、その誰かに任せるしかないでしょうね!
禪院家を殲滅させた時の禪院真希は一人で戦うしかなかった!
ですが… 禪院家を殲滅させた時の禪院真希は、どう考えても一人で戦わざるを得なかったですよね!
呪具を回収するために戻った禪院家から生還するためには禪院家の者達と一人で戦い、禪院家を壊滅状態に追い込むまで戦い続けるしかなかったわけですからね!(呪術廻戦17巻 第148話~第151話)
ですから、禪院真希としては、自分が拳で命を奪ったことによって禪院家の者達が呪霊に転ずることに気づいていたとしても…
それでも禪院真希としては自分の命を守るために禪院家の者達を殲滅せざるを得なかったわけです。
※禪院真希は、禪院真依から「全部 壊して」「全部だからね お姉ちゃん」と頼まれていましたから(呪術廻戦17巻 第149話)生き残るためにではなく、禪院家を殲滅すること自体を目的に戦っていたという側面もあったでしょうけれどもね。
禪院真希に実際にできた事は?
命を奪った者達が呪霊に転じようと転じまいと禪院真希が自分の拳で禪院家の者達の命を奪わざるを得なかったことは間違いないわけですから…
「呪力のない私が拳で殺したんだ こうなることを想定しておくべきだった……!! ツメが甘かったな」と言っていた禪院真希に実際にできたことと言えば…
呪霊に転じた自分が命を奪った者達が、自分に復讐にやって来ることを覚悟しておくことぐらいしか結局のところなかったのではないでしょうかね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。