幽☆遊☆白書考察 鴉と武威が幻海の指導を受けて蔵馬の薬草を食べていたら?
幻海の指導を受けて蔵馬の薬草を食べた酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸は全員が妖力値10万以上に
黄泉の参謀となった蔵馬は半年以内に妖力値10万P以上の者を6人連れてくると言い…
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸に幻海の下で修行を受けさせ、自分で用意した薬草を食べさせることによってそれを実現しました。(幽☆遊☆白書18巻 それぞれの一年 蔵馬 後編)
妖力値が36000Pの北神(幽☆遊☆白書18巻 それぞれの一年 蔵馬 前編)がS級にランクされるわけですから…(幽☆遊☆白書17巻 魔界への招待状!!の巻)
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸の六人全員が幻海の下で修行を受けた後はS級妖怪になっていたということになります。
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸が妖力値10万P以上になれたなら鴉や武威もなれた!?
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸が妖力値10万P以上になったのなら、もしも彼らと同じように幻海の指導を受け、蔵馬が用意した薬草を食べていたら…
鴉や武威も妖力値10万Pを超えていたんでしょうね?
もっとも… 暗黒武術会の決勝戦で飛影に敗れた武威(幽☆遊☆白書11巻 喰うか喰われるか!!の巻)はその後も生きていたはずですが…
暗黒武術会の決勝戦で蔵馬に試合には勝利した鴉は絶命してしまっていましたから…(幽☆遊☆白書11巻 身を捨てて…!!の巻~鎧の理由(わけ)!!の巻)
武威はともかく鴉は酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に幻海の下で修行をすることは絶対に無理だったわけですが…
もしも鴉が蔵馬との戦いで絶命することがなかったらということで考えていってみたいと思います。
鴉と武威が幻海の指導を受け蔵馬の薬草を食べていたらどこまで強くなっていた?
普通に考えたら鴉と武威の妖力値10万P超えは間違いないはずだが…
普通に考えたら幻海の下で修行をしていた場合、鴉と武威の妖力値10万P超えは間違えなかったように思えます。
鴉と武威の暗黒武術会時点での妖力・戦闘能力が同時点での酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸以下だったとはどう考えても思えませんからね。
特に鈴木や鈴駒あたりの妖力値・戦闘能力は鴉や武威にかなり劣るものだったことは間違いなさそうだと思います。
ですから、鈴木や鈴駒が妖力値10万Pを超えるS級妖怪になったのと同じ指導を受けながら修行を行い、同じように蔵馬が用意した薬草を食べて…
鴉や武威の妖力値が10万Pに達しなかったということは、まず考えられないでしょう。
幻海の下での修行に蔵馬が武威を誘わなかった理由が気になる
ですが… 蔵馬が酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸に声をかけて幻海の下で修行を受けさせることにした時…
なぜ武威には声をかけなかったのかということが気になるといえば気になります。
飛影に敗れた時に武威は
「オレがかつて戸愚呂と戦って敗れた時…… オレにはまだ強くなる可能性があった 再戦を糧にオレは自分の限界まで強くなった…」
「戸愚呂はさらに強くなっていた 逆に力の差は圧倒的にひらいたのだ」
「そしてお前にも完全に負けた もはや生きる意味もない」
などとこれ以上強くなるのを完全に諦めてしまったかのようなことを言っていました。(幽☆遊☆白書11巻 喰うか喰われるか!!の巻)
ですから、蔵馬が酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸に声をかけていながら武威に声をかけなかったのは…
武威が強くなることを完全に諦めてしまっていたためとも考えられなくはありません。
ですが、戸愚呂より強くなることを完全に諦めてしまっていた鈴木(幽☆遊☆白書11巻 嵐の前!!の巻)にも蔵馬が声をかけていたことを考えると…
武威が強くなるのを諦めてしまったために蔵馬が声をかけなかったというわけではないように思えてきますね。
実は蔵馬は酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸に声をかけた時に武威にも声をかけてみたものの武威に修行を断られてしまったのかもしれませんし…
蔵馬が声をかけようと思っても暗黒武術会後、武威が行方不明になってしまっていて声をかけることができなかったのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。