呪術廻戦考察 大道鋼と三代六十四には受肉して蘇った自覚がないのか?
大道鋼と三代六十四は二人とも受肉して蘇った!?
禪院真希と加茂憲紀が禪院直哉が転じた呪霊と戦っていたところに現れた二人の闖入者=剣豪・大道鋼(だいどうはがね)と河童にしか見えない男・三代六十四(みよろくじゅうし)は…
おそらく二人とも受肉して現代に蘇ったのだと思われます。
なぜならば、大道鋼は日本男児の魂であるはずの刀がどこにもないことを不思議がり、必死になって刀を探し回っていましたし…
三代六十四は誰も自分と相撲を取ろうとしてくれないことを不思議がり、嘆いていましたし、テレビのことも見たことがなかったようでしたから…(呪術廻戦 第195話)
大道鋼は刀が日本男児の魂であり、刀をすぐに見つけることができた時代、そして、三代六十四は自分と相撲を取ろうとしてくれる者をすぐに見つけられた、まだテレビがなかった時代に生きていて…
その時代での生涯を終えた後に呪物となり、受肉して現代に蘇ったものと考えられますからね。
加茂憲紀は大道鋼と三代六十四が受肉した泳者であることを感じとっていた
加茂憲紀は、大道鋼が日本男児の魂である刀を探し回っていたことも三代六十四が相撲を取ってくれる相手を探していたこともテレビを知らなかったことも全く知らないはずですが、それでも…
大道鋼と三代六十四のことを「受肉したであろう泳者(プレイヤー)達」と思っていましたから、彼ら二人が受肉した泳者(プレイヤー)であることを感じとっていたのでしょう。
もっとも… 大道鋼と三代六十四の言動を見ていれば、それが現代人のものではないことは誰にでも察しがついたかもしれませんけれどもね。
大道鋼と三代六十四は自分が受肉して現代に蘇ったことを把握できていないのかも…
日本男児の魂=刀を探し回っていた時の大道鋼の様子、そして、相撲を取ってくれる相手を探していた時の三代六十四の様子を見ていると…
彼らは自分が受肉し、自分たちが以前に生きていた時代よりも後の時代に蘇ったのだということを自覚していなかったのではないかとも思えます。
もしも、そのとおりだとしたら、彼らは自分が亡くなった後、呪物になった事も受肉して蘇った事も把握していないという事になるでしょうが…
そんな事があり得るのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
大道鋼も三代六十四も受肉して蘇ったことを自覚していないなどという事があり得るのか?
これまでに登場した受肉して現代に蘇った泳者たちは、その事を自覚していた!
虎杖悠仁たちが死滅回游に参戦して以降、これまでに受肉して現代に蘇ったことが確定している死滅回游の泳者(プレイヤー)は
・レジィ・スター=東京第1結界
・来栖華(くるすはな=東京第2結界にいると思われたが東京第1結界に現れた
・ドルゥヴ・ラクダワラ=仙台結界
・石流龍(いしごおりりゅう)=仙台結界
・烏鷺亨子(うろたかこ)=仙台結界
・鹿紫雲一(かしもはじめ)=東京第1結界
といった顔ぶれになります。
まだ何も話していない来栖華と登場した途端に乙骨憂太に倒されてしまったドルゥヴ・ラクダワラは確認できていませんが…
それ以外の者たちは自分が過去に生きていた事、呪物となり受肉して現代に蘇った事を把握してしました。
自分が受肉して蘇った事を把握していたレジィ・スター、石流龍、烏鷺亨子、鹿紫雲一は生前に羂索(けんじゃく)と契約していて…
自分が命尽きた後、呪物となり、受肉して後の世に蘇ることを把握した上で亡くなり、そして蘇ってきたのでしょう。
大道鋼と三代六十四は羂索と契約していなかった?
レジィ・スター、石流龍、烏鷺亨子、鹿紫雲一らと契約をした上で亡くなった後の彼らを呪物とし、受肉させ現代に蘇らせた羂索ですが…
もしかしたら大道鋼と三代六十四とは契約をせずに勝手に亡くなった彼らを呪物にし、現代に蘇らせていたのかもしれませんね!?
そうだとすれば、レジィ・スター、石流龍、烏鷺亨子、鹿紫雲一らと違い、大道鋼と三代六十四が自分が置かれた状況をよくわからずにいた事を納得できます。
また、羂索は大道鋼や三代六十四とも契約をしてはいたものの… その契約の内容を大道鋼も三代六十四も実は理解していなかったなどということも考えられそうですね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~20巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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