鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の呪術師|呪術廻戦考察
死滅回游泳者・鹿紫雲一(かしもはじめ)
鹿紫雲一(かしもはじめ)は、週刊少年ジャンプ2021年41号に掲載された「呪術廻戦」第158話に初登場した人物で…
いきなり他の呪術師の胴体にデカい穴を開け、その穴の中から顔を見せるというインパクトがあり、目茶苦茶エグい登場の仕方をしました!
そして、自分についているコガネから「5点(ポイント)が追加されました」と言われると
「ったりめぇだろ 殺したんだから」
などと不機嫌そうな顔で言っていましたので、全く躊躇などすることなく平気で人間の命を奪える呪術師だということが、登場した途端にすぐわかりました!
鹿紫雲一は400年前の呪術師!
鹿紫雲一は
「どいつもこいつも貧弱すぎる 400年前の方が幾分ましだった」
と言っていましたから(呪術廻戦 第158話)どうやら400年前に生きていた呪術師のようです。
「呪術廻戦」で渋谷事変が起き、死滅回游が始まったのは2018年ですから、400年前というと1600年台の前半…
つまり江戸時代の初期ということになりますね。
死滅回游を仕掛けた偽夏油こと羂索は、死滅回游を始めるにあたって
「彼らには これから呪力への理解を深めるため殺し合いをしてもらう」
「私が厳選した子や呪物達だ 千人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたとでも思ってくれ」
「私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達の成れの果てだ」
と言っていましたから…(呪術廻戦16巻 第136話)
江戸時代初期に呪物となり400年の時を待っていた鹿紫雲一が受肉し、現代に蘇ったということなのではないかと推察されます。
鹿紫雲一は両面宿儺と戦いたがっている
両面宿儺と会いたがっている鹿紫雲一
「何処にいる 宿儺…!!」
と言っていましたから(呪術廻戦 第158話)鹿紫雲一が両面宿儺と会いたがっていることは間違いありません。
宿儺と会いたがっているのは、もちろん戦いたいからでしょう。
推察どおりに鹿紫雲一が400年前の江戸時代初期の呪術師だったとすれば、宿儺に遭遇したことはないはずですが…
江戸時代にも呪術師たちの間では両面宿儺は伝説的存在として語り継がれていたでしょうから…
400年前にも鹿紫雲一は伝説の宿儺と戦いたいと願っていたのでしょう。
鹿紫雲一は五条家や禪院家との因縁はない!?
五条悟が
「江戸時代? 慶長? 忘れたけど そん時の当主同士がね 御前試合で本気で殺(や)り合って両方死んだの」
と伏黒恵に語っていたことがありました。(呪術廻戦14巻 第117話)
慶長といえば西暦でいうと1596年から1615年までで、2018年の約400年前と言えないこともありません。
ですから、ネット上を見ていますと
「鹿紫雲一は五条家、禪院家と関わりがあって、五条家、禪院家の当主同士が御前試合で命を奪いあった件にも何らかのかたちで関わっていたのではないか」
と考えている方も少なくないようですね!
もちろん、そういう可能性もあるかもしれませんが…
「何処にいる 宿儺…!!」
と言っていた鹿紫雲一が五条とも禪院とも一言も言っていなかったことを考えると、その可能性は低いのではないかと私は思います。
【呪術廻戦考察のその他の記事】
呪術廻戦考察|虎杖と伏黒が死滅回游に参戦 いきなりバラバラに
羂索は虎杖のことを自分の息子だと思っていた!?|呪術廻戦考察
死滅回游がこれからどう展開するのか予想できない|呪術廻戦考察
羂索の仕掛けた最悪のゲームの名がなぜ死滅回游?|呪術廻戦考察
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。