鬼滅の刃考察 舞辻無惨が太陽を克服できたら、その後はいったいどうなったのか?
太陽の光を克服することにこだわり続けてきた鬼舞辻無惨
鬼舞辻無惨は、太陽の光を克服することに平安時代からずっとこだわり続けてきました。
そして、禰豆子が太陽を克服したことがわかった時に鬼舞辻無惨は
「あの娘を喰って取り込めば私も太陽を克服できる!!」
と言っていましたが…(鬼滅の刃15巻 第127話)
鬼舞辻無惨が、そう確信していた以上、太陽を克服した鬼=禰豆子を喰って取り込めば、鬼舞辻無惨は太陽を克服することがきっとできていたのでしょう。
では… もしも鬼舞辻無惨が、太陽を克服していたら、その後、いったいどうなっていたのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
鬼舞辻無惨が太陽を克服していたらいったいどうなっていたのか?
鬼舞辻無惨は実は鬼を増やしたくはなかった!?
鬼舞辻無惨は、鬼の始祖であり、彼以外の鬼たちは鬼舞辻無惨がいなければ鬼になることはなかったわけですが…
鬼舞辻無惨は、禰豆子が太陽を克服したことがわかった直後に
「ついに太陽を克服する者が現れた…!!」
「よくやった半天狗!!」
「これでもう青い彼岸花を探す必要もない クククッ」
「永かった…!! しかしこの為 この為に千年 増やしたくもない同類を増やし続けたのだ」
と言っていました。(鬼滅の刃15巻 第127話)
ですから、鬼舞辻無惨は、太陽を克服する鬼が現れることを期待し、また、青い彼岸花を探させるために鬼を作ってはきましたが…
その目的がなければ、本来なら鬼を増やしたくなどなかったということになります。
太陽を克服した瞬間、鬼舞辻無惨にとって自分以外の鬼は不要な存在に!?
ということは… もしも鬼舞辻無惨が、太陽を克服していたとしたら…
鬼舞辻無惨にとってほとんどの鬼は不要の存在になっていたということになりそうですね!?
もしも鬼舞辻無惨が、人間を滅ぼし、鬼よる世界を作ろうとしているとか、支配者となり世界に君臨しようとしているとかでしたら、部下に強い鬼たちは必要だったでしょう。
また、その場合、部下である鬼たちが、太陽を克服していないままでは、行動が制限されてしまうため、自分以外の鬼たちにも太陽を克服させようとしたかもしれません。
ですが… 鬼舞辻無惨は、べつに人間の世界を滅ぼし、鬼の世界を作ろうとも、支配者となり世界に君臨しようとも思っていなかったはずです。
ですから、太陽の光を克服した鬼舞辻無残が、強い鬼を増やそうとしたり、部下である鬼たちも太陽を克服できるようにしたりすることは、おそらくなかったでしょう。
鬼舞辻無惨は鬼たちを自由にした!?
自分にとって不要な存在となった鬼たちに鬼舞辻無惨は、もう特に何も命ずることもなく、鬼たちの好きにさせるようにしたかもしれませんね!?
鬼たちが人を襲おうとも、鬼殺隊と戦おうとも、もはやそのような事に関心さえ持たなくなった鬼舞辻無惨は…
太陽の光を克服し、夢見てきた「永遠」「不滅」を手に入れたことに満足し、必要なだけの人間を喰らう以外には特に人間の社会に干渉することもなく…
淡淡と生き続けていったのではないでしょうかね?
鬼舞辻無惨が太陽を克服していたら鬼殺隊は?
もしも鬼舞辻無惨が太陽を克服してしまっていたら…
鬼殺隊は、鬼舞辻無惨を滅することはできなかったでしょうね!?
そして、鬼殺隊は、太陽を克服し、弱点のなくなった鬼舞辻無惨によって滅ぼされてしまったのかもしれまえせんが…
鬼舞辻無惨は、太陽を克服した途端にそれまでは目障りだと思い続けてきた鬼殺隊のことを目障りだとは感じなくなり…
少なくとも自分の方からは鬼殺隊を滅ぼそうとして動くことはなかったかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。