烏鷺亨子が藤原の人間を嫌い憎んでいる事を考察 呪術廻戦考察
「オマエ 藤原の人間か!!」と言っていた烏鷺亨子
週刊少年ジャンプ2022年13号に掲載された「呪術廻戦 第176話 仙台結界(コロニー)③」で烏鷺亨子(うろたかこ)が、乙骨憂太に
「オマエ 藤原の人間か!!」
「オマエらのような血族に何が分かる!!」
と顔の血管を強張らせながら言っている場面がありました。
乙骨が自分に対して言ってきたことに逆鱗の隣をなぞられているな感じを覚え、イライラとさせられた状態で烏鷺亨子は、こう言っていたわけですが…
そんな時に「オマエ 藤原の人間か!!」「オマエらのような血族に何が分かる!!」と言っていたわけですから…
烏鷺亨子が藤原氏のことを嫌い、憎んでいることは絶対に間違いありませんね!
藤原の人間に仕える術師だった烏鷺亨子
藤原氏のことを嫌い、憎んでいるらしい烏鷺亨子ですが… 実は、過去にその藤原氏に仕えていた術師だったんですよね!
「呪術廻戦 第173話」で初登場した際に烏鷺亨子は「元藤氏直属暗殺部隊(もととうしちょくぞくあんさつぶたい)日月星進隊隊長(じつげつせいしんたいたいちょう)と紹介されていました。
藤氏(とうし)とは藤原氏のことですから、烏鷺亨子は日月星進隊(じつげつせいしんたい)という名の藤原氏直属の暗殺部隊の隊長を務めていたということになりますね!
つまり… 藤原の人間に仕えていた烏鷺亨子は、その藤原の人間のことを嫌い、憎んでいるということになるわけです!
なぜ烏鷺亨子は過去に仕えていた藤原の人間を嫌い憎んでいるのか?
烏鷺亨子は一度目の人生を悔いている
自分と対峙した乙骨憂太に「積極的に戦う理由はなんですか?」と訊かれると烏鷺亨子は
「何 今の術師に受肉ってそんなカジュアルなの?」
「私らにとっては黄泉返りよ黄泉返り!! 一度目の人生に悔いのない奴が羂索(けんじゃく)の誘いに乗るわけないだろ」
と言っていました。(呪術廻戦 第176話)
この言葉から烏鷺亨子が一度目の人生… つまり藤原の人間に仕ええる術師として生きていた時のことを悔いているということがわかりますね!
烏鷺亨子が藤原の人間に仕えた一度目の人生を悔いている理由
烏鷺亨子が藤原の人間に仕えていた時のことを悔いている理由として考えられそうなことは
■選民意識が強く自分たちの血族以外の者を見下す藤原の人間に仕えたことによって不愉快な思いをし続けた
■自分が藤原の人間に仕えるという選択をしてしまった事を後悔している
■藤原の人間のために力を尽くし働いてしまったことを後悔している
■何の力も持たず無能でありながら藤原家に生まれたというだけで有能な自分たちに命令してくる鼻持ちならぬ連中のために危険な任務を遂行しようとし、命を落としてしまった
などなどといったことが考えられるでしょうかね。
実は乙骨憂太の先祖・菅原道真にとっても藤原は宿敵!
この事は、他の記事にも既に書かせていただいているのですが、乙骨の先祖である菅原道真は、藤原氏と因縁があるんですよね!
菅原道真を失脚させ、大宰府に左遷させたのは藤原氏であると言われていますし…
怨霊となった菅原道真の祟りによって藤原の人間たちに次々と災いが起こったとされていますからね!
ですから… 藤原の人間に仕えた過去を持ちながら、その藤原の人間を嫌い、憎んでいる烏鷺亨子にとって…
怨霊となり、藤原の人間たちを祟ったとされる菅原道真の子孫である乙骨憂太は、本来ならば敵対すべき人間ではないはずなんですけれどもね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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