呪術廻戦考察 羂索と宿儺の関係はどんなものだった?
羂索とは
「呪術廻戦」の敵方黒幕である羂索についてわかっている事を列挙していってみますと
・少なくとも千年前には既に術師をしていた(呪術廻戦16巻 第136話・呪術廻戦17巻 第145話)
・脳を入れ替え、肉体を転々とできる術式を持ち、肉体に刻まれた術式も使える(呪術廻戦11巻 第90話)
・加茂憲倫(かものりとし)の体を乗っ取って特級呪物・呪胎九相図を作った(呪術廻戦16巻 第134話)
・現在は夏油傑の体を乗っ取っている(呪術廻戦11巻 第90話)
・呪術テロ・渋谷事変を仕掛けた
・術師が命を奪い合う最悪のゲーム死滅回游を仕掛けた
などなどといったところになってきますが…
この羂索と宿儺の関係は、いったいどのようなものなのでしょうか?
羂索と宿儺の間に関係があった事は間違いない!?
羂索と宿儺の関係を考えるにあたって、その材料になりそうな事は
・宿儺の器=虎杖悠仁の母親はおそらく羂索が体を乗っ取っていた女(羂索が虎杖悠仁の母親)(呪術廻戦17巻 第143話)
・羂索は「私にとって宿儺は獄門彊が失敗した時の代案に過ぎない」と言っている(呪術廻戦11巻 第93話)
・宿儺と関係のある術師・裏梅と羂索は手を組んでいる
・宿儺の器=虎杖悠仁が結界に入る前から死滅回游の泳者(プレイヤー)の一人として扱われていた理由を虎杖悠仁は
「宿儺も羂索と契約して呪物になった術師の一人だったんじゃねぇかな」
と推察していた(呪術廻戦18巻 第158話)
といったことでしょうかね。
この材料を元に羂索と宿儺の関係は、いったいどんなものだったのかという事を推察していってみたいと思います。
羂索は宿儺の関係を推察する
羂索と宿儺は少なくとも敵対はしていなかった!?
渋谷事変の際に宿儺は裏梅に
「俺が自由になるのもそう遠い話ではない」
「ゆめ準備を怠るな またな裏梅」
と言っていましたが…(呪術廻戦14巻 第117話)
「呪術廻戦刃公式ファンブック」で裏梅は千年前からガッツリと宿儺と付き合いがあり…
おいしい料理が作れるという理由で宿儺は、裏梅が自分の隣に立つ事を許していたと明かされています。
宿儺は人も食べますが、裏梅は、人を調理する才能に恵まれているようですね!
その宿儺の隣に立つ事を許された術師であり、宿儺から「俺が自由になるのもそう遠い話ではない」「ゆめ準備を怠るな またな裏梅」と言われていた裏梅が羂索と組んでいるわけですから…
少なくとも羂索と宿儺の関係が敵対的なものではなかった事だけは間違いないのではないでしょうかね?
虎杖悠仁の推察が正しければ、その事も羂索と宿儺の関係が敵対的でなかった事を裏付ける
虎杖悠仁の「宿儺も羂索と契約して呪物になった術師の一人だったんじゃねぇかな」という推察が、もしも的中していたとしたら…
その事も当然、羂索と宿儺の関係が敵対的でなかった事を裏付けているという事になりますね!
もしも羂索と宿儺の関係が敵対的なものであったら、宿儺が羂索と契約して呪物になるなどということはなかったでしょうからね。
ですが… 伏黒恵が疑問を抱いていたように(呪術廻戦18巻 第158話)虎杖悠仁の推察はハズれている可能性もありそうですが。
羂索と宿儺は敵対もしていなかったが仲間だったわけでもない!?
羂索にとって宿儺は、獄門彊による五条悟封印に失敗した時の代案でしかなかったようですし…(呪術廻戦11巻 第93話)
宿儺のことを高専側だけでなく、自分達にとっても「爆弾」であると羂索は考えてもいるようですから…(呪術廻戦7巻 第53話)
羂索と宿儺が平安の昔から何らかの関係を持っていたとしても…
けっして宿儺は羂索にとって味方だったり仲間だったりしたわけではないのでしょうね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。