呪術廻戦考察 禪院直哉が呪霊となっていた件について考える
禪院直哉が呪霊になっていたらしい!
「呪術廻戦」第191話では禪院直哉が呪霊となっていたことがわかるようです!
前回の「呪術廻戦」第190話は、禪院真希と加茂憲紀がいる桜島結界(コロニー)に未知の呪霊が迫っているところで終りましたが…
その呪霊がどうやら禪院直哉が転じたものだったみたいです!
呪霊は一般的に怨霊や幽霊と言われている存在とは違うが…
「呪術廻戦」で「呪霊」と呼ばれている存在は人間から漏出した負のエネルギーが集積し、形を成したものであり…
一般的に「怨霊」とか「幽霊」と呼ばれているものとは違います。
自分が受けた仕打ちに対し恨みを持ち、恨めしい相手に祟り、災いをもたらす死霊や生霊が一般的に「怨霊」と呼ばれていますし…
亡くなった人の霊、死後にさ迷っている霊魂が一般的に「幽霊」と呼ばれていますからね。
「呪術廻戦」にも「怨霊」と呼ばれるものは存在しますが、一般的に「怨霊」と呼ばれる存在とはちょっと違っています。
「仮想怨霊」とは都市伝説や怪談などで語られ、イメージされた存在が顕現した呪霊のことですし…
乙骨憂太が被呪者とされていた時には、折本里香は乙骨への執着によって顕現した「過呪怨霊」とされていました。
禪院直哉の霊体が転じた呪霊は、呪霊は呪霊でも、その一種である「過呪怨霊」に分類されるものになるのでしょうね。
禪院直哉の死霊が、自分を倒し、命を奪った禪院真希(トドメを刺していたのは禪院真希の母親でしたが 呪術廻戦17巻 第152話)への恨みを晴らしたいという執着から…
呪霊に転じたということなのでしょうからね。
禪院直哉が呪霊になった理由は? あの姿にはなぜ?
禪院直哉が呪霊に転じた理由は?
「呪術廻戦」の登場人物で命を失った者は禪院直哉以外にも何人もいましたが…
命を失った後、呪霊に転じた者は禪院直哉以外に誰もいません。
(折本里香を呪霊とした場合も、初登場時に彼女は既に呪霊になっていましたからね)
命を失った者たちの中で禪院直哉だけが呪霊に転じた理由として考えられそうなのは
■禪院真希のことを見下し続けてきた禪院直哉は、自分が禪院真希に敗れたということを事実として受け入れられず、納得して成仏することなどとてもできなかった
■自分を倒した禪院真希に対する恨みのエネルギーが凄まじく強大だった
■自分は雑魚の側にではなく、五条悟や伏黒甚爾の側にいる人間だと信じていたため、禪院真希に敗北したことを認められなかった
などなどといったことでしょうかね!
呪霊となった禪院直哉の姿はなぜあのような醜悪なものに?
呪霊に転じた禪院直哉の姿は、人間が転じたものとはとても思えないような醜悪なものになっていました。
折本里香が特級過呪怨霊となっていた時の姿も元の少女の姿とは程遠いものではありましたが、それでも人間のフォルムは残っていました。
ですが… 呪霊に転じた禪院直哉の姿は、まるでイモ虫かなにかのようで、その姿からは、とても人間を想像することはできません。
あのような醜悪で不気味な姿に呪霊に転じた禪院直哉がなってしまったのは、彼の歪んだ心、醜悪な精神が、その姿に反映されたためなのかもしれないですね?
呪霊となった禪院直哉は人間だった時よりも手強い!?
「呪術廻戦」第191話では禪院直哉が転じた呪霊の動きに禪院真希が速さだけではない何かを感じとっているようですが…
おそらく、それは禪院直哉が呪霊に転じても投射呪法を使えるからなのでしょう。
で… もしも呪霊に転じた禪院直哉が人間だった時と同様に投射呪法を使えるだけではなく、呪霊に転じると同時に人間だった時にはなかったさらに新しい力を得ていたとしたら…
呪霊に転じた禪院直哉は人間だった時よりも手強くなっているということになりますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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