呪術廻戦考察 羂索は最強対決の間、フリーで動けてしまっているのか？
最強対決が行われている間、私はフリーで動けると言っていた羂索
12月24日となり、現代最強の術師・五条悟と史上最強の術師・宿儺の最強対決がこれから始まろうとしていた時に羂索は、宿儺に
「それじゃ私は君が五条悟と戦ってくれてる間に死滅回游の泳者（プレイヤー）を狩らせてもらうよ」
と言っていました。
そして、今日までは宿儺から離れたら五条悟に命を奪われてしまうため、宿儺と離れるわけにいかなかった事を明かした後
「五条悟が負けた場合 他の高専の連中…… 特に乙骨を始めとする主戦力は今日は君達から離れるわけにはいかない」
「彼らが宿儺を倒せるのは 五条悟と戦った直後のみだ」
「私はフリーで動ける」
と言って、宿儺と裏梅の前から去っていきました。（呪術廻戦 第222話）
呪術高専の者たちも他の術師たちもモニターで最強対決を見ていた
五条悟と宿儺の最強対決が始まると、呪術高専の者達も他の術師たちもモニターで最強対決の様子を見守っていました。（呪術廻戦 第225話）
その中に髙羽史彦の姿がなぜか見当たらなかった事が気になりますが… それは、ともかくとして
「特に乙骨を始めとする主戦力は今日は君達から離れるわけにはいかない」という羂索の読みは…
乙骨憂太も禪院真希も秤金次もモニターの前で最強対決の様子を見守っているわけですから、的中したと言っていいでしょう。
では… やはり羂索は、予想どおりにフリーで動くことができていて、死滅回游の泳者たちを狩っているのでしょうか？
今回は、この件について考えていってみたいと思います！
羂索は最強対決の間、フリーで動け、死滅回游の泳者を狩っているのか？
天元と人間の超重複同化は死滅回游を終わらせないと実行できない
羂索が、目的である「天元と人間の超重複同化（ちょうちょうふくどうか）」を実現させるためには、始末回游を終わらせなければなりません。（呪術廻戦 第216話）
そして、夏油傑、伏黒恵を除く全泳者（プレイヤー）の絶命をもって死滅回游が終了するように羂索は、死滅回游の総則（ルール）を追加しました。（呪術廻戦 第220話）
死滅回游の泳者＝夏油傑とは、夏油傑の体を乗っ取っている羂索自身のことであり、死滅回游の泳者＝伏黒恵とは、伏黒恵の体を乗っ取った宿儺になっていますから…
羂索と宿儺を除く泳者全員が絶命した時点で死滅回游は終了することになります。
ですから、羂索は、宿儺が五条悟と戦っているうちに呪術高専の者達やその仲間となった泳者以外の雑魚泳者たちを狩っておき…
乙骨憂太、禪院真希、秤金次、虎杖悠仁、鹿紫雲一、日車寛見などは、あわよくば宿儺に倒させるつもりでいるのではないでしょうか？
そして、もしも五条悟との戦いを終えた直後の宿儺が、乙骨憂太、禪院真希、秤金次らに敗れた場合には、仕方がないので自ら乙骨憂太、禪院真希、秤金次を倒すつもりなのではないかと思います。
呪術高専の者達は宿儺を倒す事に集中しているから…
呪術高専の者達は、まずは宿儺を倒す事に集中していて、羂索の動向にまで注意を払う余裕がないのかもしれませんね？
もしも、そうだとすれば、羂索は、彼の思惑どおりにフリーで動ける状態になっていて、死滅回游の泳者たちを狩りまくり…
死滅回游を終わらせ、天元と人間の超重複同化を実現させるための準備を着々と進めているはずですね!?
まさか髙羽史彦が…
史上最強の術師・宿儺をなんとしても倒さなければならない事は間違いありませんから…
呪術高専の者達は、宿儺だけに収集し、羂索がフリーになっている可能性が高いだろうとは思います。
ですが… 五条悟と宿儺の対決の様子をモニターで見ている者達の中に髙羽史彦がいないのは、彼が、羂索が死滅回游の泳者たちを狩るのを阻止しようとしているためで…
自分の術式が「ウケる」と確信した想像（イメージ）を実現できるものだという事に気づいた髙羽史彦が、羂索が泳者たちを狩れない事をイメージする事によって…
羂索の死滅回游の泳者狩りを阻止しようとしているなんていう事も、もしかしたら考えられるかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1～22巻、「呪術廻戦０巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中（ ）内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。
