呪術廻戦考察 鹿紫雲一の術式はなぜ「一発それっきり」なのか?
鹿紫雲一は宿儺と戦う気満々のようだが…
最強の術師・宿儺と戦うために羂索の誘いに乗って呪物となり、現代に蘇って死滅回游の泳者(プレイヤー)になった鹿紫雲一は…(呪術廻戦21巻 第187話)
宿儺が五条悟との対決で異次元の強者ぶりを発揮しているところを見ても怖気づくことなど全くなく、宿儺と戦う気満々でい続けているようで、五条悟が展開していた領域が崩壊した時には
「アイツが死んだら 今度こそ俺が出るからな 邪魔すんなよ」
と秤金次に言っていました。(呪術廻戦 第227話)
ですから、五条悟が宿儺に敗れた時には、今度は鹿紫雲一が宿儺と戦うようになるのかもしれません。
鹿紫雲一は自分の術式のことを「一発それっきり」と言っていた
鹿紫雲一は、死滅回游・東京第2結界(コロニー)での秤金次との戦いを終えた後、秤金次と
秤金次:「鹿紫雲 オマエ術式使ってねぇだろ 呪力の特性と操作だけでよくやるぜ」
鹿紫雲一:「なんで分かった」
秤金次:「あ゛ぁ!? やっぱりかよ!! 勘だよ!!」
鹿紫雲一:「俺の術式は一発それっきりだからな 宿儺にしか使う気がなかっただけだ」
といったヤリトリをしていましたが…(呪術廻戦21巻 第190話)
鹿紫雲一の術式が「一発それっきり」というのは、いったいどういう事なのでしょう?
鹿紫雲一が、その術式を使えるのは一度だけであり、その術式を二度使うことはできないのでしょうか?
それとも、その術式を使うと、術式を使った鹿紫雲一自身が絶命してしまうのでしょうか?
そのどちらかだとしたら、それはいったいなぜなのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
鹿紫雲一の術式が「一発それっきり」なのはいったいなぜなのか?
鹿紫雲一の術式が「一発それっきり」なのは「縛り」のためか?
「縛り」とは、自分や他者と交す誓約と制約のことで破った際に受けるようになる罰は計り知れず、呪術における重要な因子の一つになっています。
与幸吉から情報を得る代わりに真人の「無為転変」で与幸吉の体を治すという「縛り」があったために…
真人は、もう敵となっていて、体を治せば自分たちと戦おうとしている事がわかっていながら、与幸吉の体を治さないわけにはいきませんでした。(呪術廻戦9巻 第79話)
冥冥の黒鳥操術「神風」(バードストライク)を防ぐことができたのは五条悟の除いて存在しないほどの強力な技にしているのも「縛り」です。
冥冥は、烏に自死を強制させ、その「縛り」によって、本来は微弱な呪力しか持たない烏の呪力制限を消し去り、相手へ体当たりをさせています。(呪術廻戦12巻 第102話)
そして… 宿儺が、羂索に対し協力的になっているのも、おそらく何らかの「縛り」によってだと思われます。
ですから… 鹿紫雲一の術式が「一発それっきり」だというのも、この「縛り」のためだという事は、十分に考えられるだろうと思います。
鹿紫雲一は、自らの術式を使用できる回数を一回だけに制限するという「縛り」によって、おの威力を飛躍的に高めていて…
そのために「俺の術式は一発それっきりだからな」と言っていたのかもしれませんね!?
鹿紫雲一の術式が「一発それっきり」なのは使えば自分が絶命してしまうからか?
また… 鹿紫雲一の術式がが「一発それっきり」なのは、その術式を使えば、鹿紫雲一自身が絶命してしまうためということも考えられるのではないかと思います。
ですから、鹿紫雲一は、術式を使えば、自らの命が終わってしまうために「俺の術式は一発それっきりだからな」と言っていた可能性もありそうです!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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