呪術廻戦考察 千年前の平安時代に宿儺を緊張させたのは誰だったのか?
五条悟との戦いで宿儺に千年ぶりの緊張が走った!
週刊少年ジャンプ2023年41号に掲載された「呪術廻戦」第235話の中で、宿儺が五条悟に二度の黒閃を決められたところで
「呪いの王 両面宿儺に千年ぶりの緊張が走る」
と解説されていましたね!
最強の術師であり、呪いの王である宿儺も五条悟との戦いで緊張をするのは当たり前だと思います。
なにしろ五条悟に二度にわたって黒閃を決められ、自らは相当なダメージを受けた上に五条悟の方は、黒閃を立て続けに決め、ボルテージが上がっていたわけですからね!
で… 気になったのは宿儺に緊張が走ったということではなく…
「緊張が走る」のが「千年ぶり」だったということです!
千年ぶりに緊張が走ったということは、千年前にも宿儺に緊張が走ったことがあったということになりますね!
千年前に宿儺になぜ緊張が走ったのか?
千年前の平安時代に宿儺に緊張が走ったのは、いったいなぜだったのでしょうか?
今回の五条悟との対決と同様に強者との戦いの最中に宿儺に緊張が走ったことがあったのでしょうか?
それとも、戦いの最中以外の宿儺に緊張が走るようなようなことがあったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
宿儺に千年前に緊張が走ったのはなぜだったのか?
宿儺に緊張が走ったのは術師が総力をあげて挑んできた時!?
虎杖悠仁が宿儺の器になったばかりの頃に五条悟は、虎杖悠仁に宿儺のことを
「両面宿儺は腕が4本 顔が2つある仮想の鬼神 だが そいつは実在した人間だよ 千年以上前の話だけどね」
「呪術全盛の時代 術師が総力をあげて彼に挑み敗れた」
「宿儺の名を冠し 死後呪物として時代を渡る死蝋さえ 僕らは消し去ることができなかった」
「紛うことなき呪いの王だ」
と話していました。(呪術廻戦1巻 第3話)
この五条悟の言葉によって、呪術全盛の平安時代に当時の術師たちが総力をあげて宿儺に戦いを挑み、敗れてしまったことがあるとわかりましたが…
千年前の宿儺に緊張が走ったというのは、この平安時代の術師たちが総力をあげて宿儺に戦いを挑んだ時だったのかもしれませんね!
千年前に宿儺に総力をあげて挑んだ術師たちの中に天使がいた!?
来栖華と共生している天使は千年前の術師ですが…(呪術廻戦17巻 第145話)
堕天=宿儺のことをなんとしても屠りたいと天使は言っていましたから(呪術廻戦22巻 第199話)天使と宿儺の間に何らかの因縁があることは間違いありません。
ですから、もしかしたら平安時代に宿儺に総力をあげて挑んだ術師たちの中に天使がいたのかもしれないですね?
ですが… 天使が、宿儺のことを「宿儺」「両面宿儺」と呼ばずに「堕天」と呼んでいた事が、ちょっとひっかかります。
宿儺に総力をあげて挑んだ術師たちの中の一人に天使がいたのだとしたら、天使も他の者たちと同様に宿儺のことを「宿儺」「両面宿儺」と呼びそうですよね。
それに… 伏黒恵に受肉した状態になっていた宿儺は、天使の「邪去悔(ヤコブ)の梯子」に苦しめられましたが…(呪術廻戦 第213話)
平安時代の宿儺を苦しめることが、天使の「邪去悔の梯子」にできたかどうかはわかりません。
ですから… 平安時代に宿儺に総力をあげて挑んだ術師たちの中の一人に天使がいたかどうかはわかりませんし…
いたとしても、天使が宿儺を苦しめたかどうかは、わかりませんね。
五条悟のように宿儺を緊張させた術師が平安時代にもいた!
千年前の宿儺に緊張が走ったのは、当時の術師たちが総力をあげて挑んできた時ではなく、今回の五条悟との対決のように一人の強者と戦っていた時だということも考えられるかもしれません。
なにしろ千年前の平安時代といえば呪術全盛の時代だったわけですから、宿儺を緊張させるだけの力量を持った術師だっていた可能性はあるでしょう。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~23巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。