宇髄天元以外の柱では妓夫太郎に勝てなかったかもしれない? 鬼滅の刃考察
宇髄天元の自己評価は低かったが…
上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)に
「お前は生まれた時から特別な奴だったんだろうなぁ 選ばれた才能だなぁ」
「妬ましいなぁ 一刻も早く死んでもらいてぇなぁ」
と言われると、それを聞いて宇髄天元は
「才能? ハッ 俺に才能なんてもんがあるように見えるか? 俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな」
「何百年生きてようが こんな所に閉じ込もってりゃあ世間知らずのままでも仕方ねえのか」
「この国はな 広いんだぜ 凄ェ奴らがウヨウヨしてる 得体の知れねェ奴もいる 刀を握って二月で柱になるような奴もいる」
「俺が選ばれてる? ふざけんじゃねェ 俺の手の平から今までどれだけ命が零れたと思ってんだ」
と言っていました。(鬼滅の刃10巻 第87話)
炭治郎たちに対しては「俺は神だ」と言って(鬼滅の刃9巻 第71話)超上から目線で接していた宇髄天元ですが…
実は自分のことを客観視していて、自己評価が意外に低いものだという事が、この言葉で明らかになりました。
宇髄天元だから妓夫太郎に勝てた!?
宇髄天元は、得体の知れない奴=岩柱・悲鳴嶼行冥や刀を握って二月で柱になった霞柱・時透無一郎には自分の力は及ばないと思っていたのかもしれませんが…
もしも宇髄天元ではなくて他の柱たちが、妓夫太郎と戦っていたら、宇髄天元のように妓夫太郎を倒すことはできなかった可能性もあるのではないでしょうか?
そのように考える理由は
・妓夫太郎の血鎌には猛毒があったが、宇髄天元は元忍である為毒への耐性を持っていた(鬼滅の刃10巻 第87話)
・妓夫太郎が十五人、堕姫が七人の柱を喰っている(鬼滅の刃10巻 第88話)
などといったものです。
毒への耐性を持つ宇髄天元以外の柱では猛毒の血鎌を使う妓夫太郎に勝てなかった!?
宇髄天元よりも強い悲鳴嶼行冥でも妓夫太郎には勝てない!?
宇髄天元は、炭治郎たちと共に戦い、妓夫太郎と堕姫を倒しましたが…
もしも、宇髄天元よりも強い者が妓夫太郎と戦っても、宇髄天元のように妓夫太郎を倒すことはできなかったかもしれません。
それは、宇髄天元以外の者には、妓夫太郎の血鎌の猛毒に耐える事はできなかっただろうからです。
上弦の壱・黒死牟に
「素晴らしい… 極限まで練り上げられた肉体の完成形… これ程の剣士を拝むのは… それこそ三百年振りか…」
とまで思わせた岩柱・悲鳴嶼行冥(鬼滅の刃19巻 第169話)の強さは、おそらく宇髄天元よりも強かったでしょう。
ですから、もしも宇髄天元が悲鳴嶼行冥と戦っていたら、おそらく宇髄天元が勝つことはなかったでしょうが…
それでも、宇髄天元が炭治郎たちと共に倒した妓夫太郎ともしも悲鳴嶼行冥が、やはり炭治郎たちと共に戦っていたとしても…
悲鳴嶼行冥が血鎌の猛毒の餌食になってしまい、妓夫太郎を倒すことはできなかったかもしれないと思います。
上弦の伍・玉壺を一人で倒した時透無一郎でも妓夫太郎には勝てない!?
また、宇髄天元が「刀を握って二月で柱になるような奴」と言っていた時透無一郎は、上弦の陸・妓夫太郎と堕姫よりも上位にいた上弦の伍・玉壺を一人で倒しましたが…
それでも、やはり毒への耐性がない以上、猛毒の血鎌を武器としていた妓夫太郎には勝てなかったかもしれないと思います。
蟲柱・胡蝶しのぶは
「上弦の強さは少なくとも柱三人分の力に匹敵します」
と言っていましたが(鬼滅の刃19巻 第162話)その柱三人分の強さの上弦の鬼を一人で倒してしまった時透無一郎も、もしも宇髄天元と戦っていれば勝っていたでしょうけれどもね。
宇髄天元たちが妓夫太郎を倒していなかったら…
もしも、猛毒の血鎌を持つ妓夫太郎を毒への耐性を持つ宇髄天元が、炭治郎たちと共に倒していなかったとしたら…
最終決戦で鬼殺隊が鬼舞辻無惨たちに勝利することはできなかったかもしれないですね!
そのように考えますと、最終決戦では鬼舞辻無惨や上弦の鬼たちと戦うことはできなかった宇髄天元ですが…
最終決戦での鬼殺隊の勝利に実は大きく貢献したと言えるかもしれませんね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。