鬼滅の刃考察 政府は鬼殺隊を正式に認めていなくても存在を把握はしていた?
鬼殺隊は政府から正式に認められていない
「鬼滅の刃」1巻に収録されている第4話で鬼殺隊について
その数およそ数百名
政府から正式に認められていない組織
だが古(いにしえ)より存在していて今日も鬼を狩る
しかし鬼殺隊を誰が率いているのかは謎に包まれていた
と説明されていました。
で… 後に鬼殺隊を率いていたのは歴代の産屋敷家の当主たちであることが判明したわけですが…
気になるのは「政府から正式に認められていない組織」というところですね!
鬼殺隊は政府から正式に認められていないが認知はされているのか?
「正式には認められていない」という言葉からは
■正式には認められていないが、存在を黙認はされてはいる
■正式には認められていないが、実は非公式に認知はされている
といったニュアンスが感じられるように思えます。
実際に鬼殺隊は、政府から正式には認められてはいなくても、政府に存在を黙認・認知されてはいたのでしょうか?
政府は鬼殺隊を公認はしていなくても黙認はしていたのかも!?
鬼殺隊が政府公認ではないことを語っていた善逸
炭治郎、善逸、伊之助が刀を持っていることを見つかり、警察を呼ばれそうになってしまった後で
「政府公認の組織じゃないからな俺たち鬼殺隊 堂々と刀持って歩けないんだよホントは 鬼がどうのこうの言っても却々信じてもらえんし 混乱するだろ」
と言っていたことがありました。(鬼滅の刃7巻 第54話)
鬼殺隊は、政府に非公式に認知はされているものの公認されてはいないので、鬼殺隊の隊士といえども刀を堂々と持ち歩くことはできないのかもしれません。
殺人の罪で投獄され産屋敷によって助けられた悲鳴嶼
また、悲鳴嶼行冥は、夜が明けるまで鬼の頭を殴り潰し続けましたが…
夜が明けた後、鬼の屍は塵となって消え、その鬼に命を奪われた子供たちの亡骸だけが残っていたために殺人の罪で投獄されてしまい、産屋敷耀哉によって助けられています。(鬼滅の刃16巻 第135話)
政府が鬼殺隊の存在を認知はしていても正式に認めずにいるのは、鬼殺隊の存在を公に認めてしまえば、鬼の存在をも認めてしまうことになり、社会に混乱を招くことになるからなのかもしれません。
そうだとすれば、政府の中の一部の者は、鬼の存在も知った上で鬼殺隊の存在を認知はしているということになり…
殺人の罪で投獄された悲鳴嶼を産屋敷が助けることができたのもそのためだったということになりそうです。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。