鬼滅の刃考察 日輪刀の原料が採れる太陽に一番近い山=陽光山とはどこ?
日輪刀の原料が採れる山は陽光山
刀鍛冶・鋼鐵塚蛍が、自分が打った日輪刀を持って炭治郎のところにやって来た時に
「日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は太陽に一番近い山でとれる “猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石” 陽の光を吸収する鉄だ」
「陽光山は一年中陽が射している山だ 曇らないし 雨も降らない」
と話していました。(鬼滅の刃2巻 第9話)
太陽に一番近い山・陽光山とは?
太陽に一番近い山・陽光山とはいったいどこなのでしょうか?
普通に考えれば、太陽に一番近い山とは、最も標高が高い山ということになりそうです。
で… 日本で最も標高が高い山といえば、言わずと知れた富士山ですから…
太陽に一番近い山・陽光山とは富士山のことなのでしょうか?
日本一標高が高い山である富士山よりも標高が高い山が世界には数多くありますが…
日輪刀が平安の昔から作られてきたであろうことを考えますと、その原料が外国から取り寄せられていたということは考えにくいのではないかと思います。
では、やはり太陽に一番近い山・陽光山とは富士山でいいのでしょうかね?
太陽に一番近い山・陽光山は富士山? それとも別の山?
太陽に一番近い山・陽光山は富士山ではない!?
鋼鐵塚は「陽光山は一年中陽が射している山だ 曇らないし 雨も降らない」と言っていましたが…(鬼滅の刃2巻 第9話)
富士山では、普通に空が曇りますし、雨も雪も降ります。
もちろん富士山の中で最も太陽に近い山頂でも雨や雪は降ります。
それに日本一標高が高い山であると同時に日本で最も有名な山でもある富士山のことを陽光山という別の名称で呼ぶとも考えにくいですね。
ということで… 太陽に一番近い山・陽光山とは富士山のことではないと考えるべきかもしれませんね。
太陽に一番近い山・陽光山など実は存在しない!?
ですが… 鬼舞辻無惨や鬼達に日輪刀の原料が採れる場所が富士山であることを知られないために刀鍛冶たちは富士山のことを陽光山と呼んでいたということも考えられます。
また、刀鍛冶たちも自分たちが刀の原料として使っている“猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石”は一年中陽が射している山=陽光山で採れると聞かされていて…
それを信じ込んでいるものの実は、陽光山などという山は、本当はどこにも存在しておらず、“猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石”はどこか他のところで採れるのなどということもあるかもしれません。
太陽に一番近い山・陽光山は、やはり富士山!?
太陽に一番近い山・陽光山とは、やはり富士山のことであり、日論刀の原料“猩々緋砂鉄”“猩々緋鉱石”は富士山で採れるのかもしれません。
その場合には、陽光山は一年中陽が射していて曇らないし雨も降らないというのは、刀鍛冶の間で言い伝えられてきた都市伝説的なもので…
事実とは異なるということになるでしょう。
※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。