なぜ下弦程度の力を持たされた鬼と下っ端隊士が戦えていたの? 鬼滅の刃考察
最終決戦の時に凄い量の鬼が下弦程度の力を持たされていた!
鬼舞辻無惨や鬼たちとの最終決戦の際に鬼殺隊の者達は。無惨や上弦の鬼たちとだけではなく、凄い量のモブ鬼とも戦わなければならなくなっていましたが…
このモブ鬼たちのことを岩柱・悲鳴嶼行冥は
「下弦程度の力を持たされているようだな これで私たちを消耗させるつもりなのだ…」
と言っていました。(鬼滅の刃16巻 第140話)
鬼の強さがどのくらいのレベルなのかということに関して悲鳴嶼行冥が誤った見立てをするとは思えませんから…
実際に最終決戦の時に大量に登場したモブ鬼たちは、実際に下弦の鬼レベルの力を持たされていたのでしょう。
下っ端隊士たちが下弦程度の力を持っているはずのモブ鬼たちと戦えていた
ですが… その下弦程度の力を持たされているはずの鬼たちと鬼殺隊の下っ端隊士たちが最終決戦の際にはちゃんと戦えていましたよね!
鬼殺隊の下っ端隊士たちが、下弦の伍・累、そして累に家族にされた下弦でさえない鬼たちに全く手も足も出ずに一方的に倒されていくのを見ていますから…(鬼滅の刃4巻 第28話~)
下っ端隊士たちの力は下弦の鬼にも遠く及ばないものとばかり思い込んでいました。
ですが… なぜか最終決戦の時には、鬼殺隊の下っ端隊士たちが、下弦程度の力を持たされたモブ鬼たちとちゃんと戦えていたんですよね!
なぜ最終決戦の時には下っ端隊士たちが下弦程度の力を持たされたモブ鬼たちと戦えていたんでしょうかね?
その理由として考えられそうなことをいくつか挙げていってみます。
下っ端隊士たちが下弦程度の力を持たされた鬼と戦えていた理由は?
下っ端隊士たちが下弦程度の力を持たされた鬼と戦えていた理由① 血鬼術を使えなかった
悲鳴嶼行冥は、最終決戦の時に彼らに立ち向かってきたモブ鬼たちについて「下弦程度の力を持たされているようだな」と確かに言っていましたが…
それはモブ鬼たちが下弦程度の身体能力を持っているという意味だったのではないでしょうかね?
血鬼術をモブ鬼たちが使っていた様子はなかったようですから、おそらくそういうことなのではないかと思います。
下っ端隊士たちでも十分戦うことができていたのは特殊な血鬼術を使わない鬼が相手だったからなのかもしれません。
下っ端隊士たちが下弦程度の力を持たされた鬼と戦えていた理由② 柱稽古の成果
最終決戦の前に鬼殺隊の隊士たちは柱稽古を受けました。(柱稽古という名のシゴキを受けさせられました)
柱稽古の内容は
■宇随天元によるしごき(基礎体力の向上)
■甘露寺蜜璃による地獄の柔軟
■時透無一郎による高速移動の稽古
■伊黒小芭内による太刀筋矯正
■不死川実弥による無限打ちこみ稽古
■悲鳴嶼行冥による筋肉強化訓練
といったものでしたが…(鬼滅の刃15巻 第130話)
この柱稽古を受けたことによって鬼殺隊の下っ端隊士たちの力は飛躍的に向上し…
下弦程度の力を持たされていた鬼たちと戦えるまでのレベルに引き上げられていたのかもしれませんね。
下っ端隊士たちが下弦程度の力を持たされた鬼と戦えていた理由③ 鬼たちの経験値の低さ
最終決戦時に現れた凄い量のモブ鬼たちは、下弦程度の力を持たされてはいたのかもしれませんが…
急ごしらえで用意されたために経験値が不足していて、そのためにせっかく与えられた下弦程度の力の使い方が下手だったのではないでしょうか?
そうだとすれば、鬼殺隊の下っ端隊士たちが、下弦程度の力を持った鬼たちと戦えていたことに納得がいきますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。