呪術廻戦考察 宿儺は万の言葉を思い出してなぜ「いいだろう」と言ったのか?
五条悟がついに復活!
週刊少年ジャンプ2023年21・22合併特大号に掲載された「呪術廻戦」第221話では、獄門彊の封印が天使の「邪去侮の梯子」(やこぶのはしご)によって解かれ…
五条悟がついに復活していましたね!
羂索に戦いを止められた宿儺が、万の言葉を思い出して「いいだろう」と…
そして、夏油傑の肉体を弔うために彼の体を乗っ取っている羂索のところに乗り込んできた五条悟と宿儺が戦い始めましたが、羂索が
「待て宿儺 彼と戦う前に私との約束を果たしてもらう」
と言うと、宿儺は、万(よろず)の
「絶対的な強者!! それ故の孤独!! あなたに愛を教えるのは…」
という言葉を思い出しながら、しばらく何かを考えた後で
「いいだろう」
と言って、五条悟とそのまま戦い続けることはやめていました。(呪術廻戦 第221話)
おそらく宿儺は、五条悟と戦う前に宿儺との何らかの約束を果たすことにしたのでしょうが…
宿儺が、なぜ万の言葉を思い出してから「いいだろう」と言って五条悟と戦うことをやめたのかが、非常に気になりますよね!
万の「絶対的な強者!! それ故の孤独!! あなたに愛を教えるのは…」という言葉を思い出して宿儺が、五条悟と戦うのをやめたのは、いったいなぜだったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
なぜ宿儺は、万の言葉を思い出して「いいだろう」と言い、五条悟と戦うのをやめたのか?
万から「私だと思って 後生大事に使ってね」と何かを渡されていた宿儺
万は、宿儺との戦いで触れることができないという「真球」の必中効果を付与した領域を展開し、術式を発動すれば宿儺を消せると思っていましたが…
宿儺が呼び出した魔虚羅(まこら)こと八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)が、触れることができないはずの「真球」を破壊し…
万は、宿儺に敗れてしまいました。
そして、万は、命尽きる前に
「これ あなたに」
「私だと思って 後生大事に使ってね」
と宿儺に何かを渡していました。(呪術廻戦 第219話)
この時、万が宿儺に渡したものは、術式なのではないかと以前に書いた「万「後生大事に使ってね」と宿儺に何を渡した?|呪術廻戦考察」という記事に書かせていただきましたが…
もしも、そのとおりだとしたら、宿儺が「絶対的な強者!! それ故の孤独!! あなたに愛を教えるのは…」という言葉を思い出し、五条悟と戦うのをやめたのは…
万から渡された術式を十分に使いこなせるようにしてから五条悟と戦うことにしようと宿儺が考えたためだったということになるでしょうかね?
宿儺は、万の術式がなくても五条悟に勝てそうだが…
過去に五条悟と同じ六眼持ちの無下限呪術使いだった五条家の当主が、十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)を使う禪院家の当主とともに御前試合で絶命したのは…(呪術廻戦14巻 第117話)
禪院家の当主が、十種影法術で呼び出した魔虚羅に五条家の当主の無下限呪術が破られてしまったためだと思われます。
ですから、伏黒恵の体を乗っ取り、魔虚羅を呼び出せるようになった宿儺は、万の術式がなくても五条悟に勝てそうな気がしますが…
五条悟を絶命させるためには、万から渡された術式も使いこなせるようにしておく必要がありそうだと宿儺は判断したということなのでしょうかね?
それとも… 宿儺が万から渡されたものは術式ではなかったり…
宿儺が、万の言葉を思い出して、五条悟と戦うのをやめたのは、何か他の理由によってだったりするのでしょうね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。