スパイファミリーアニメ33話「船上の交響曲」感想&考察
香水をつけるのは控えるべきだったのでは?
オルカ・グレッチャーたちがつけている香水の香りが、彼女たちを狙っている殺し屋に彼女たちを追うための手掛かりを与えてしまっていましたね!
現代の日本とは違い、「スパイファミリー」の舞台となっている世界では香水の使用が当たり前になっているのかもしれませんが…
少なくともヨルは香水を使用していないようですよね!
ですから、殺し屋に手掛かりを与える事を警戒して香水の種類を変えるくらいなら、いっそ香水を使うのをやめるべきだったのではないでしょうかね?
なお… 原作のコミックでは「ブルーレスNo.88」だった香水が…(スパイファミリー8巻 MISSION:49・MISSION:51)
アニメではなぜか「ブルーレスNo.89」になっていたんですよね!
この「88」から「89」への変更には何か意味があったのでしょうかね?
「全員お強い」しかし「ガーデンの敵ではない」
ヨルはオルカ・グレッチャーたちの命を狙う殺し屋たちのことを強さを察して心の声で「全員お強い」と言っていましたが…
マシュー・マクマホンは殺し屋たちの力量をそれなりに認めながらも「我々の敵ではないな」と言っていましたべね!
この「我々」というのが原作のコミックでは「ガーデン」に「われわれ」というルビが当てられていましたから…(スパイファミリー8巻 MISSION:52)
マシュー・マクマホンは自分たちガーデンのレベルは金目当てにマフィアに雇われて動くような殺し屋のレベルとは全く違うというプライドを持っているんでしょうね!
実際、毒霧使いもワイヤー使いもチャクラム使いも… 金目当ての殺し屋たちのほとんどはヨルとマシュー・マクホンに次々に倒されていきましたが…
ガーデンの敵ではないレベルの者たちだけではなく、十分に手強いガーデンの敵も殺し屋たちの中にはいましたね!
殺し屋たちの力量をマシュー・マクマホンは見誤ってしまっていたのでしょうか?
そうなのかもしれませんが… ヨル=〈いばら姫〉と二人だけで多数の殺し屋たちを倒さなければならないマシュー・マクマホンは…
倒さなければならなくなった相手を自分たちの敵ではない格下の相手だと思い込もうとしていたのかもしれないですね!?
スパイファミリーアニメ33話「姉のハーブティー」感想&考察
急激に風邪をひくユーリ
ユーリが急激な勢いで体調を悪くしていましたね!
それも、元々体調が少し悪かったのに無理をしたために悪化させてしまったということではなく…
それまで普通の状態だったのに急激な勢いで風邪をひき、急激に体調を悪くしてしまっていたようでした!
ユーリにやさしい中尉
ユーリが急激に風邪をひき、突然倒れてしまった理由について姉さんが近くにいないと思うと細胞が衰弱してなどと語っても…
ユーリの上司である中尉は、「ふざけるな」などと言ってユーリを責めることはなく、ユーリの言う事に納得し、いいから寝てろと言って薬局に薬を買いに行ってくれていましたね!
強面ですが、中尉、やさしいんですね!
姉さんのハーブティーを飲んでユーリは…
子供の頃のユーリが風邪をひいた時、ヨルはハチを怒らせたり猪と格闘したりして体に良いものをたくさん集めてきてハーブティーを入れてくれたようですが…
そのハーブティーを飲んだことによってユーリは風邪の症状が気にならなくなっていたようですね!
風邪の症状が気にならなくなったのは、風邪の症状がよくなったからではなく…
風邪の症状どころではない、もっとたいへんな異変が体のあちこちで起こっていたためのようですから…
風邪で弱っているところに刺激が強すぎるものを飲まされ、もしかしたらユーリの命が非常に危険な状態になってしまっていたのかもしれませんね?
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~12巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。
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