東京第2結界にいるはずの天使・来栖華がなぜ東京第1結界に? 呪術廻戦考察
天使が東京第1結界にいると天元は言っていた!?
「死滅回游に参加している泳者(プレイヤー)の中に「天使」を名乗る千年前の術師がいる」
「彼女の術式は あらゆる術式を消滅させる」
と言った天元は、伏黒恵から「そいつは今 どこにいるか分かりますか?」と訊かれると
「東京の東側の結界(コロニー)だ 回游の結界は私を拒絶しているから それ以上の情報はない」
と応えていました。(呪術廻戦17巻 第145話~第146話)
そして… 伏黒恵は、秤金治やパンダたちとこの「天使」について話している時に
「天元様は東京の東側… 第2結界(コロニー)にいるって言ってたな」
と言っています。(呪術廻戦18巻 第160話)
実は天元は天使が「東京第2結界(コロニー)にいる」とは言っておらず天使がいるのは「東京の東側の結界(コロニー)だ」と言っていたわけですが…
東京の東側にある結界(コロニー)が東京第2結界(コロニー)なのだとしたら、そう言っていたのと同じことではありますね。
東京第1結界に天使・来栖華は現れた!
ですが… 天使・来栖華(くるすはな)は、なぜか東京第1結界(コロニー)に現れたんですよね!
東京第1結界(コロニー)に入った途端、虎杖悠仁とバラバラになってしまった伏黒恵は、レジィ・スターたちと戦うことになりました。
そして伏黒恵はレジィ・スターとの激しい戦いに勝利したものの激しく消耗し、倒れ込んでしまいましたが…
そこに天使・来栖華が舞い降りてきました。(呪術廻戦 第173話)
天使・来栖華が、なぜ倒れ込んだ伏黒恵のところに降りてきたのか、そして、来栖華が伏黒恵をいったいどうしようとしているのかはわかりませんが…
東京第2結界(コロニー)にいるものと思われていた天使・来栖華が、東京第1結界(コロニー)に現れたことだけは確かです。
なぜ東京第2結界(コロニー)にいるはずの天使・来栖華が東京第1結界(コロニー)に突然現れたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
東京第2結界にいるはずの天使・来栖華が東京第1結界に現れた理由
死滅回游の総則には結界の出入りに関する条項はないが…
天元もその事に気づき、言っていましたが、死滅回游の総則(ルール)には結界(コロニー)からの出入りに関する条項が一つもありません。(呪術廻戦18巻 第146話)
それでも、泳者(プレイヤー)たちが自由に結界から出入りしているようでは、死滅回游の運営・進行に支障をきたすでしょうから…
おそらく泳者(プレイヤー)たちが結界(コロニー)からの自由に出入りなどできないようにする何らかの措置が施されているのではないかとは思います。
天使・来栖華はあらゆる術式を消滅させるから…
ですが… 天使・来栖華の術式は、あらゆる術式を消滅させるといいますから…
死滅回游の泳者(プレイヤー)たちが結界(コロニー)からの出入りをできないようにするために施された措置も天使・来栖華なら無効化させてしまう事ができるのかもしれません。
そうだとすれば、天使・来栖華は、死滅回游の舞台となっているどこの結界(コロニー)にでも自由に出入りができるということになりそうですね!?
天元は「東京の東側の結界」としか言っていなかったから…
天使・来栖華がいる場所について天元は「東京の東側の結界(コロニー)だ」と言っていただけで、東京第2結界(コロニー)だとは言っていませんでしたから…
天元が「東京の東側の結界(コロニー)」と言ったのが、実は東京第1結界(コロニー)のことだったのに伏黒恵が、それを東京第2結界(コロニー)のことだと勘違いしてしまったということも考えられるかもしれません。
東京第1結界に現れたのは本物の天使・来栖華ではなかった!?
また、伏黒恵のところに舞い降りたのは、そう見ても天使・来栖華だったように見えましたが…
実は、あの天使・来栖華は偽者であり、本物の天使・来栖華は、天元が言っていたとおりに東京の東側の結界(コロニー)=東京第2結界(コロニー)にいるなどということも考えられなくはありません。
まあ… 可能性は、かなり低そうですけれどもね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。