九十九由基と脹相は天元を護衛しきれるのだろうか? 呪術廻戦考察
乙骨憂太、九十九由基、脹相の内の2人に護衛を依頼した天元
虎杖悠仁、伏黒恵、乙骨憂太、禪院真希、九十九由基、脹相が天元のところに訪れ、羂索(けんじゃく)の話をしていた際に乙骨憂太が
「僕達はその羂索の目的と獄門彊(ごくもんきょう)の解き方を聞きに来ました 知っていることを話してもらえませんか?」
と言うと天元は
「勿論… と言いたいところだが 1つ条件を出させてもらう」
「乙骨憂太 九十九由基 呪胎九相図 3人の内2人はここに残り 私の護衛をしてもらう」
と言っていました。(呪術廻戦17巻 第145話)
九十九由基と脹相が天元の護衛に
そして、結果として九十九由基と張相の2人が、天元のところに残り護衛の役割をすることを買って出たわけですが…
はたして九十九由基と脹相の2人は、天元を護衛しきれるのでしょうか?
今回は、この事について考えていってみたいと思います。
九十九由基と脹相は天元を護衛しきれるのか? 敵はあの羂索?
不死の天元が護衛を必要とした理由
不死である天元が、自分を護衛する者を必要とした理由は
■進化した天元の組成は人間よりも呪霊に近いために呪霊操術の術式対象になってしまう
■羂索と接触した時点で天元は取り込まれてしまうかもしれない
■羂索は天元に次ぐ結界術の使い手なので薨星宮(こうせいぐう)の封印もいつ解かれるかわからない
といったものです。(呪術廻戦17巻 第145話)
ですから、もしも天元の結界術を突破して羂索がやって来た場合、九十九由基と脹相は、羂索を相手にして戦わなければならなくなるわけですが…
はたして九十九由基と脹相の2人で天元を護衛しきることができるのでしょうか?
九十九由基は特級呪術師
九十九由基は特級呪術師ですが、彼女以外には特級呪術師は五条悟、夏油傑、乙骨憂太しかいません。
そのうちの五条悟は現在、封印されてしまっていますし…
夏油傑は五条悟に倒され亡くなりましたが、その体を現在は羂索によって乗っ取られてしまっています。
ですから、現在、実質的に特級呪術師は九十九由基と乙骨憂太しかいないと言っていい状態になっています。
脹相の実力は特級呪術師レベル?
脹相は、加茂憲倫(の体を乗っ取っていた羂索)によって人間と呪霊の間に生みだされた特殊な存在ですが…
天元が特級呪術術師2人(九十九由基、乙骨憂太)と彼のうちの2人が自分の護衛に残ってくれと言っていたわけですから…(呪術廻戦17巻 第145話)
天元は脹相の実力(=護衛を務める者に求められる強さ)を特級呪術師に匹敵すると評価していたのではないかとも推察できます。
ですが…
■張相も乙骨憂太も虎杖悠仁と戦っているが、脹相よりも乙骨憂太の方が虎杖悠仁を圧倒していた(呪術廻戦12巻 第101話~第105話 呪術廻戦16巻 第140話~第141話)
■不意を突かれたとはいえ、脹相は乙骨憂太に簡単に倒されている(呪術廻戦16巻 第142話)
などといった事から推察すると脹相の実力は特級呪術師のそれには及ばないのではないかとも思えます。
脹相は羂索に歯が立たなかった
脹相は、自分の弟だと思っている虎杖悠仁の命を自分に奪わせようとした羂索に対して怒り、立ち向かっていきましたが…
羂索には歯が立ちませんでした。(呪術廻戦16巻 第135話)
脹相は虎杖悠仁との戦いなどで疲れていたところではありましたが、もしもコンディションがベストでも羂索と互角には戦えないのではないでしょうか?
九十九由基も羂索をボコることはできなかった
羂索と話をしているうちにムカついてきた九十九由基は、虎杖悠仁に
「ムカつくから皆(みんな)でアイツボコろう」
と言っていましたが、結局、彼女が全くボコれないうちに羂索は立ち去ってしまいました。(呪術廻戦16巻 第136話)
羂索がもしも戦う準備を整えて乗り込んできたら…
羂索が、もしもそこに天元以外に誰もいないつもりで天元のところに現れ、九十九由基と脹相を相手に戦うことになったら…
羂索が倒されることもあり得そうですし、撤退を余儀なくされる可能性は高そうです。
ですが… 用意周到な羂索がノコノコとそんな状態で乗り込んでくるとは思えません。
そして、戦闘準備を十分に整えた状態で羂索が乗り込んできたら… 九十九由基と脹相の2人でも羂索を退け、天元を護衛しきるのは、かなり難しいかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。