天元は女性? 星漿体・天内理子と同化するはずだったのだから 呪術廻戦考察
進化のために人間の姿ではなくなっている天元
現在(呪術廻戦の作品内での「現在」は2018年)天元の姿は普通の人間とはかけ離れたものになっていますが…
虎杖悠仁に「天元様はなんでそんな感じなの?」と訊かれた際に天元自身が、その理由について
「私は不死であって不老ではない」
「君も500年老いればこうなるよ」
「12年前 星漿体(せいしょうたい)との同化に失敗してから 老化は加速し 私の個としての自我は消え 天地そのものが私の自我となったのだ」
と説明していました。(呪術廻戦17巻 第145話)
人間離れした目を四つ持ち、耳らしきものは見当たらず、頭と胴の間に首も見たらない現在の姿からは…
老化が加速する以前の人間だった頃の天元がどんな姿をしていたのかを推察することは不可能ですが…
人間だった頃の天元は、はたして男性だったのでしょうか? 女性だったのでしょうか?
天元と同化するはずだった星漿体・天内理子
天元は不死の術式を持っていてずっと生き続けていますが、不死ではあっても不老ではありません。
そして、一定以上に老化すると術式が肉体を創り変え、人ではない高次な存在になってしまいます。
高次な存在となることによって天元が人間だった時の意志を失ってしまうと
■多くの結界が天元の力によって強度を底上げされているが、それを失ってしまう
■最悪の場合、高次の存在となった天元が人類の敵となる
といった大きなリスクがあるので、500年に一度、天元は人間と同化することによって肉体の情報をリセットしてきました。
天元と適合し、同化ができる人間が星漿体と呼ばれていますが…
12年前(2018年の12年前)に天元と同化するはずだった星漿体・天内理子(あまないりこ)が女子中学生だったとなりますと…(呪術廻戦8巻 第66話~第67話)
天元は元々女性だったのではないだろうかと思えてきますが… はたしてどうだったのでしょうか?
天元は元々女性だったのか? 男性だったのか?
天元が使う一人称は「私」
もしも元々の天元が男性だったとしたら、天元と同化できる人間=星漿体もやはり女性ではなくて男性になったのではないでしょうか?
また天元は自分のことを常に「私(わたし)」と言っていましたが… 千年以上も生きてきた男性ならばなんかイメージ的に「儂(わし)」とか言いそうな気もするんですよね。
もちろん男性が「私」と言っても、それはそれで全くおかしくはありませんし、不自然でもないんですけれどもね。
星漿体が少女だと夜蛾正道が言った時の五条悟と夏油傑の反応
星漿体・天内理子の護衛を夜蛾正道が五条悟と夏油傑に命じた際、夜蛾から星漿体が少女だと聞かされても五条と夏油は、その事について特に何もリアクションを見せていませんでした。(呪術廻戦8巻 第65話~第66話)
これは、天元が女性であるということを五条と夏油が知っていたためなのではないかとも考えられるのではないでしょうか?
天元が女性だと知っていたのでなければ、天元が同化するのが少女だと知って五条や夏油が何らかのリアクションを見せていたのではないかとも思えますからね。
星漿体が少女だったからといって天元が女性だったとは限らない!?
とはいえ… 同化の適合者=星漿体を選ぶにあたって性別は全く重要ではなく…
天元と同化するために重要となる何かを満たしてさえいれば、実は星漿体は男性であっても女性であってもかまわなかったということも考えられそうな気がします。
天元は既に何回か星漿体との同化を経てきていたわけですが… 星漿体が男性の場合も女性の場合もどちらもあったのかもしれませんね!?
その場合、天元が元々男性だった可能性も出てきますし、天内理子との同化ができなくなり、進化が始まるまでの姿が男性だった可能性も出てきますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~19巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。