禰豆子の痣は藤?萩? 浮き出た理由は何だったのか? 鬼滅の刃考察
禰豆子の体に痣が浮き出た!
鬼になっていた禰豆子の体は、上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)・堕姫(だき)との戦いで大きく変化し…
それまでよりもずっと強い力を発揮するようになっていました。(鬼滅の刃10巻 第83話~)
そして、この時、初めて禰豆子の体に植物の模様の痣が浮き出ました。
禰豆子の痣については藤か萩ではないかと考察されている
■禰豆子の体に現れた痣が、なぜ植物の模様のものだったのか?
■禰豆子の体に現れた痣が植物模様である事は一目瞭然だが、何の植物をモチーフを模様化したものだったか?
などの事については「鬼滅の刃」本編の中ではもちろん、コミックスに掲載されている「大正コソコソ噂話」や「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」でも明らかにはされませんでした。
ですが、多くのファンたちが、禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣は藤、あるいは萩なのではないかと考察していますが…
私もそうなのではないかと思います!
禰豆子の痣が藤か萩だとしたら、その理由は何で、なぜ彼女の体にそれが浮き出たのか?
禰豆子の痣が藤だとしたら、鬼と戦う意志を象徴していた!?
改めて言うまでもないでしょうが、藤の花は「鬼滅の刃」という作品にとってシンボリックな存在です。
鬼たちは藤の花を苦手としていて、季節を問わず一年中藤の花が咲く藤襲山(ふじかさねやま)には鬼殺隊によって生け捕りにされた鬼たちが閉じ込められていて…
鬼殺隊に入ろうとする者は、最終選別をこの藤の花が一年中咲く藤襲山で受けなければなりません。(鬼滅の刃1巻 第6話~鬼滅の刃2巻 第8話)
そして、鬼殺隊に命を救われた一族の家=「藤の花の家紋の家」は鬼殺隊に無償で尽くしてくれます。(鬼滅の刃4巻 第27話)
ですから、藤の花は鬼に対抗する者たちのシンボルとも言える存在であり…
禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣が、もしも藤だったとしたら、その藤の痣は…
鬼になりながらも兄・炭治郎や彼の仲間たちと共に鬼と戦っていくという彼女の意志を象徴していたのかもしれませんね!
禰豆子の痣が藤だとしたら鬼の力を浄化する力を象徴していた!?
禰豆子は自らの血を発火させる血鬼術=爆血(ばっけつ)を使いますが… この爆血の炎は、鬼由来のものだけを燃やします。
音柱・宇髄天元は上弦の陸・妓夫太郎の毒によって命を失いかけていましたが、禰豆子の爆血によって毒を燃やし浄化され、命拾いをしていました。(鬼滅の刃11巻 第95話)
禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣が、もしも藤だったとしたら、その藤の痣は、彼女が鬼の力を滅し、浄化する力を持つことを象徴していたとも考えられそうですね。
もちろん禰豆子の藤の痣が鬼と戦う遺志も鬼の力を滅し、浄化する力も両方とも象徴していたということも十分に考えられると思います。
禰豆子の痣が萩だとしたら魔を祓う力を象徴していた
禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣は藤ではなくて萩なのではないかとも考察されていますが…
萩には魔を祓う魔除けの力があると古来よりされてきたようです。
ですから、もしも禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣が萩だった場合も、その萩の痣は、彼女が鬼の力を滅し、浄化する力を持つことを象徴していたのだと考えられると思います。
禰豆子の痣が藤だったとしても萩だったとしても…
禰豆子の体に浮き出た植物模様の痣が藤だったとしても萩だったとしても、どちらの場合でもその痣は…
彼女が鬼となりながらも、鬼を滅するために兄達と共に戦っていたことを象徴していた事は間違いないのではないでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。