呪術廻戦考察 禪院家を壊滅させた禪院真希 正当防衛?復讐?
禪院家の者達と戦うことになった禪院真希
死滅回遊平定のために呪具を回収するために禪院家に戻った禪院真希でしたが…
禪院家では、伏黒恵を当主とし、禪院家の全財産を彼に譲ることを阻止するために伏黒恵と禪院真依、禪院真希を亡き者にすると真依と真希の父・禪院扇たちは決めていて…
禪院真希は、禪院家の者達と戦うことになりました。(呪術廻戦 第148話~)
禪院真希が禪院家を壊滅させる
双子の妹・真依が絶命したことによってフィジカルギフテッドが完全なものとなった禪院真希は、父・扇の頭部を真っ二つにした(呪術廻戦 第149話)のを皮切りに…
禪院家の者達を次々に倒し葬っていき、禪院家を壊滅させました。(呪術廻戦149話~第152話)
禪院真希が禪院家を壊滅させたのは正当防衛だったのか?
禪院家の者達は禪院真希の命を奪おうとしていた
前述しましたように禪院家の者達は、禪院真希の命を奪うつもりでいました。
それに対し、禪院真希の方は、禪院家を壊滅させるつもりで禪院家に戻ったわけではなく…
忌庫にある呪具を取りに戻ったところで、父・禪院扇をはじめとする禪院家の者達と戦わざるを得なくなりました。
禪院真希の行動は正当防衛!?
禪院扇を斬っていなければ、禪院真希の方が斬られていたはずですし…
次々と自分を抹殺するために自分に向かってきた禪院家の者たちを倒し、葬っていかなければ、禪院真希は生き残ることができなかったでしょう。
ですから、禪院家を壊滅させることになった禪院真希の行動は正当防衛だったと言えると思います。
禪院真希が禪院家を壊滅させたのは復讐のためだった!?
腐りきっていた禪院家
禪院家は、ハッキリ言って腐りきっていました。
伏黒恵を当主にし、全財産を譲るのを阻止するために伏黒恵だけではなく禪院真依、禪院真希を亡き者にしようとするなど腐りきっていなければするはずがありません。
男尊女卑がひどい禪院家
また、五条悟が封印されなければ禪院家27代目当主になっていた禪院直哉は、自分の叔母である禪院真依・真希の母親に
「ベッピンさんやけど真希ちゃんはアカン アレは男を立てられへん 三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」
「その点 真依ちゃんは立派やね 真希ちゃんと同じ顔 同じ乳 強がっとるけど自分が女やと心底理解しとる」
などと言っていましたから…(呪術廻戦16巻 第138話)
禪院家が時代錯誤も甚だしい男尊女卑状態にあることも確かだと思います
最低の父親だった禪院扇
禪院家の26代目当主に禪院扇ではなく、彼の兄・禪院直毘人がなったのは、単純に呪術師として強かったからだと「呪術廻戦公式ファンブック」の57ページで明かされていますが…
禪院扇は自分が当主になれなかったのを娘・真依と真希のせいにし、自分の娘たちを「我が人生の汚点」と言い放ち、ゴミでも捨てるように始末しようとしていました。(呪術廻戦 第148話~第149話)
禪院真希は復讐のために禪院家を壊滅させた!?
禪院真希が、腐りきった禪院家で、女であったがゆえに虐げられながら育ち、最低の父に命まで奪われそうになったとあっては…
禪院真希が禪院家を壊滅させたのは、自分が生き残るためだけではなく、禪院家に復讐するためでもあったのではないかとも考えたくなってきますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。